「ザ・ベストテン」プロデューサー回顧録
2008.12.28 11:00
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栄光の裏に隠された苦労とは?
ソニー・マガジンズは2008年12月25日、新刊本「ザ・ベストテン」を発売した。
「ザ・ベストテン」といえば1978年1月から足かけ12年にわたって続いたTBS系の音楽番組で、出演歌手約400組、最高視聴率41.9パーセントを記録している。
本書では、番組のディレクター/プロデューサーをつとめた山田修爾さんが、番組とともに過ごした12年間を回顧。「ザ・ベストテン」の誕生秘話、ランキング計算方法など、当時の裏話をはじめ、TBS社員としての葛藤、番組終えんに至る際の苦悩など、今だからこそ打ち明けられる過去を率直に書きつづっている。
巻末には、付録として全603回の放送分でのべスト10ランキングをジャケット写真付きで紹介。さらに、同番組で久米宏アナとともに司会を務めた黒柳徹子さんとのスペシャル対談も記載されており、読みどころ満載の一冊だ。
価格は1600円。