2024年 4月 20日 (土)

「フェスティバル/トーキョー」あと数日  蜷川作品など3月29日まで上演

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『ユートピア?』公演舞台=あうるすぽっと (C)青木司
『ユートピア?』公演舞台=あうるすぽっと (C)青木司

   東京から芸術文化の発信を目指した「東京文化発信プロジェクト」の一環として、2009年3月29日まで「フェスティバル/トーキョー09春」(東京都、フェスティバル/トーキョー実行委員会など主催)が開催されている。同フェスティバルは、東京芸術劇場など池袋界わいの文化拠点を中心に内外の19演目を上演するほか、池袋西口公園での野外イベントを含め、多彩なプログラムを実施。日本・アジアを代表する舞台芸術の祭典として2月26日からの期間中、大変多くの観客を集めてきた。

   演目には、「カール・マルクス:資本論、第一巻」(ドイツ)、「金柑少年」(山海塾)など、すでに終了しているプログラムもあるが、演出・蜷川幸雄、作・清水邦夫の「95kgと97kgのあいだ」、作・演出・平田オリザ他の「ユートピア?」、作・平田オリザ、演出・飴屋法水の「転校生」、ほか数演目は最終日の29日まで上演、チケットは「フェスティバル/トーキョー」「ぷれいす」で販売中だ(詳細はフェスティバル/トーキョー実行委員会事務局=03-5961-5202)。

   「あたらしリアルへ」をテーマに、大いに盛り上がりを見せている「フェスティバル/トーキョー09春」。開催前、プログラム・ディレクターを務めている相馬千秋さんは、TOKYO HEADLINE webのインタビュー記事のなかで、次のように抱負を語っている。

「限られた期間にさまざまな舞台を集中的に紹介するフェスティバルは、演劇へのいい入り口だと思うので、そこを有効に機能させたいですね。ただし、続けていかないと"また東京でイベントがあった"で終わってしまうので、消費されないフェスティバルにしたいとも考えています」

   09年11~12月にも、同所で「フェスティバル/トーキョー09秋」の開催が予定されているが、今回の相馬さんの苦労が、秋にはさらなる「実り」となって表れそうだ。

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