「広辞苑」売り上げ好調  東大・京大でもベスト10入り

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広辞苑  第六版[総革装](普通版)
広辞苑  第六版[総革装](普通版)

   「国民的辞書」と評される、岩波書店「広辞苑」の第六版が、東大生協、京大生協の2008年の年間販売部数ランキングでいずれもベスト10圏内にランクインしているという。東大生や京大生にとって「広辞苑」はいまなお、「手元に置いておきたい1冊」になっているもよう。ランキングでは、「ハリー・ポッターと死の秘宝」(静山社刊)や東野圭吾著「容疑者Xの献身」(文藝春秋刊)、TOEICの対策本などに交じって、「広辞苑」は東大生協で第9位、京大生協でも第7位と、数あるベストセラーをもしのぐ勢いだ。

   「広辞苑第六版」は2008年1月に発売。1998年以来10年ぶりに改訂し、「ブログ」や「顔文字」といったインターネットや携帯電話に関連する「新語」も約1万語追加して、収録語数は24万項目になった。電子辞書や無料のネット辞典の浸透によって姿を消しつつある「紙辞書」にあって、2009年3月現在で36万部の販売部数は大健闘といえるだろう。

   これを売上ベースに換算してみると、「広辞苑」の売り上げは現在約34億円。238万部を売り上げたベストセラー、あの「ノルウェーの森」(村上春樹著、講談社刊)の推定33億円をも上回り、415万部を記録した養老孟司氏の「バカの壁」(新潮新書)の推定30億円をはるかに凌いでいる。

   新学期を迎え、今後さらに売り上げを伸ばしそうだ。

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