ポイントは「手洗い」「マスク」 厚生労働省のインフル予防動画

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   厚生労働省がYoutubeの公式チャンネルで公開している新型インフルエンザの予防ガイド動画が「わかりやすい」「参考になる」と話題になっている。

ウイルスが飛び散るのは2メートル

予想以上に広範囲だ
予想以上に広範囲だ

   動画の長さは15分半ほど。新型インフルエンザを個人で予防するためのノウハウが簡潔にまとめられていて、国立感染症研究所・感染症情報センターの主任研究官・安井良則さんが説明役を務める。

   まず、最初に語られるのは感染の仕組みについて。新型インフルエンザも、感染の仕方は通常の季節性インフルエンザと同じで、まず想定される主な感染経路の1つが、咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによって起こる飛沫(ひまつ)感染だ。咳やくしゃみでウイルスが飛び散る距離は1.5メートルから2メートル以内で、飛沫の様子を動画付きで説明。外出する際は、人込みを避け、マスクを着用することが望ましいとしている。もちろん、すでに感染している人にとってもマスクを着用する意味は大きく、飛沫の距離が大幅に抑えられることで、周囲の人にとっては飛沫感染を予防する効果がある。ちなみに、推奨されているマスクは不織布製のものだ。

   もう1つの主な感染経路が接触感染。基本的に、感染者の手には咳やくしゃみから出た飛沫が付着しているものと考えられる。従って、感染者が触ったものにはウイルスが移っている可能性が高く、それを第三者が触れた手で鼻や口を触ると、粘膜からウイルスが侵入して感染する恐れがあるというのである。

   そうした接触感染を防ぐためにも、安井さんは

「自分の手には常にウイルスが付着していると思って、手洗いを習慣づけてください」

と訴えている。

忘れやすいのは親指、指先

すみずみまでしっかり
すみずみまでしっかり

   手洗いの方法だが、インフルエンザの場合は独特だ。最低でも15秒、できれば30秒ぐらい時間をかけてするのが望ましく、爪を短く切るのはもちろん、手首、爪の間まで念入りに行わなくてはならないという。特に指先、指と指の間、親指は洗い残しをしやすい箇所なので注意が必要だ。洗った後は清潔なタオルや、使い捨てのペーパータオルで水分をよくふき取ることも大事で、また、手を洗えないような場所では、手指衛生用消毒アルコールの使用も忘れてはならない、と説明されている。

   動画は15日にアップされ、19日現在までの再生回数は約5万8000回。ネットでも、「わかりやすい」「今だけでなくこれから先のインフルエンザに対しても役に立つと思います」と評判だ。現在のところ、新型インフルエンザの感染は首都圏では確認されていないが、感染が全国に広がるまでに一度見ておくといいかもしれない。

カルロス櫻井

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