近年、分煙や禁煙を設けるお店が増えており、更には、駅のホームやタクシーでの全面禁煙が推進されるなど公共機関での禁煙対策も強化されています。愛煙家にとっては肩身が狭くなる一方ですね。思い返してみれば、一昔前までは、煙草に対してのネガティブなイメージは薄く、どちらかと言うと男性の魅力を増幅させる小粋なアイテムだったような気がします。「煙草を吸う男性の姿がかっこいい!」私もかつてはそう感じていた1人でしたしかし最近、ギャルの間では、煙草=かっこ悪いというイメージが定着してきているようです。「車を持っているメンズよりも、オシャレなメンズ」お洒落なヒトが好きですね「洋服とか髪に臭いが付くから、タバコは苦手!」「体に良くないし、お金も掛かるから吸わないメンズの方が魅力を感じる!」そんな言葉をよく耳にします。また、煙草と同様にイケてる男性を主張するアイテムの一種だった「車」も、さほど昔のように必要不可欠なアイテムではなくなりました。「車を持っているメンズよりも、オシャレなメンズの方が魅力を感じる!」「車はあるに越したことはないけど、持っていないメンズの方が少ないし、特に不便に感じることはない!」と彼女達は伝えてくれました。要するに、男性の色気を演出していた「煙草」や男性の価値やステイタスだったはずの「車」が、彼らの「イケてる」や「モテ」を表す象徴ではなくなってきているのです。代わりに、彼女達が男性に求める条件とは一体…。それは、彼らがいかにファッションやヘアスタイルといった自分自身に気を使っているか。要するに、どれだけ「自分磨き」を怠っていないかと言うことなんです!(前回のコラムでお伝えしたメンズの化粧は別として)これらを考えると、近年の煙草離れや車離れといった現象を加速させている要因の一つとして、女性が求める「男性像」に変化していることが少なからず影響しているのかもしれません。それに比例し、男性が描く「男性像」も変化しているのではないでしょうか。バブル時代のアッシー・メッシーならぬ、「ポリッシー」(polish:磨く)な男性が世に溢れるのも時間の問題かもしれません。有限会社SGR まぁ~さ
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