2024年 4月 30日 (火)

おいしくなかったら「返金」します! 「絶妙バーガー」にみたロッテリアの意気込み

各店舗に1人「三ツ星シェフ」を育成

ロッテリア「絶妙ハンバーガー」
ロッテリア「絶妙ハンバーガー」
「素直に『おいしい!』と思ってもらえるハンバーガーを目指して、何百通りも試作品をつくりました。おかげで体重が…」

と笑うのはロッテリア商品本部の湯浅智之さん。この「絶妙~」のため、ロッテリアの商品総合プロデューサーで2度の渡仏経験を持つ仏料理シェフ・嶋原博さんと、食材を厳選するのはもちろん、工場の工程から現場での調理法までを徹底的に見直したという。

   もう一口かじると、いままでハンバーガーで味わったことのないようなレタスのシャキシャキ感がたまらない。それでいて、玉ねぎやトマトの味もしっかり。

「レタスの新鮮さを出せるのは、機械的に切らず『手割』で使用しているから。玉ねぎもお店で皮からむいてスライスしていますし、トマトも崩れないものを厳選しました」(湯浅さん)

   こうやって「おいしさ」に「ひと手間」かけてくれるのは消費者にとってはうれしいが、つくるほうは大変そうだ。

「だからこそ『現場力』の向上が大切。各店舗に1人、嶋原さんの味を再現できる『三ツ星シェフ』を育ててます。こうした徹底的なトレーニングはロッテリアの規模だからできることなんです」(同)

   「人の育成」という原点に立ち返り、愚直に「おいしさ」を追求していく様子。実際、同行したカメラマンもあっという間に平らげてしまった。もちろん記者も。

「『絶妙~』の繊細な味、食感、バランスは日本人の舌に一番合うと自負しています。『返金』キャンペーンは、お客様にこの品質を約束するマニフェストのようなもの。本当に『ウソをつかない品』ができたので、ぜひ『絶妙~』を味わい、『本物のハンバーガー食べたな!!』と思っていただきたいですね」

   湯浅さんはそう語った。

   ロッテリアでは、07年に登場した「絶品チーズバーガー」を2300万食売り上げているが、「絶妙ハンバーガー」はそれを超えるかもしれない。

ホリデー茂山

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