『ザ・ビートルズBOX』TOCP-71021~36*16CD:[14作品・うち13作品はCD-EXTRA]+[BONUSDVD] STEREO/MONO3万5800円9月9日発売EMIミュージック・ジャパン1960年代、ブリティシュ・インヴェイジョンと呼ばれる、イギリスのミュージシャンの音がアメリカ音楽業界を席巻した時代があった。アメリカのブルース、カントリー、R&Bに影響されたイギリスのミュージシャンの音が、アメリカの若者のハートを虜にしたのだ。その立役者はキンクス、ザ・フー、ハーマンズ・ハーミッツ、デイブ・クラーク・ファイブ、アニマルズ、ローリング・ストーンズ、そして、ザ・ビートルズだった。彼等はアメリカンポップアイドルとは違い、自分たちで曲を作り、自分たちで演奏し歌った。ヴェトナム戦争を頂点とした東西冷戦とそれを支えた保守派が主流だった時代に生まれた、カウンターカルチャの一つであったロックは、ヒッピーーなどの若者が産み落とした新しい時代を予感させるムーヴメントと融合していく。60年代後半、ザ・ビートルズはアイドル的な在り方から、見事に変貌を遂げる。それは前述したヒッピームーヴメントの掲げた平和というキーワードの具体化、新しい音楽の発掘、創造という、まったく新しい音楽へのアプローチだった。時代を反映し、時代をリードするアーティストへの変貌だった。ジョージやジョンは東洋、ことにインドの精神文化に深いインスパイアーを受けた音作りを行った。ノラ・ジョーンズの父である、シタール奏者=ラヴィ・シャンカールとのコラボレーションなどは特筆すべき出来事だった。一方で演奏、レコーディング技術的な部分にも、ザ・ビートルズは大きな変化をもたらしていく。テープの巻き戻し再生によるレコーディング、ギターとベースのユニゾンでの演奏などは、ザ・ビートルズが最初に取り入れた奏法、技術であり、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で聴かれるような、2台のレコーダー(4ch)間でのピンポン録音による多重録音技術も、ザ・ビートルズが先鞭をつけたものだった。常に世界の音楽業界全体を牽引し続けたザ・ビートルズの解散は、公には71年とカウントされるが、実質的に69年のこと。わずか7年にも満たない活動期間で14枚のオリジナルアルバムをリリースした彼等の、全213曲がここに最新デジタル・リマスター盤で蘇った!何も言うことはない、買うしかない。加藤 晋【商品内容】*個別売り全14作品と全ミニ・ドキュメンタリー映像をまとめたDVDをパッケージ*各アルバム・スペシャル・パッケージ*約50分間のドキュメンタリー映像DVD*BOX内の個別売り初回盤と同じ仕様。帯なし*バラ売り全14作品を個別で購入するより¥2,800お得+DVD付!*レア・フォト満載の英語ブックレット付*日本語ブックレット:解説/歌詞・対訳/英語ブックレット翻訳同時発売『ザ・ビートルズMONOBOX』完全初回生産限定盤TOCP-71041~53*13CD(11作品) MONO/STEREO3万9800円個別売り(1)『プリーズ・プリーズ・ミー』TOCP-71001 1963年3月発売(2)『ウィズ・ザ・ビートルズ』TOCP-71002 1963年11月発売(3)『ハード・デイズ・ナイト』TOCP-71003 1964年7月発売(4)『ビートルズ・フォー・セール』TOCP-71004 1964年12月発売(5)『ヘルプ!』TOCP-71005 1965年8月発売(6)『ラバー・ソウル』TOCP-71006 1965年12月発売(7)『リボルバー』TOCP-71007 1966年8月発売(8)『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』TOCP-71008 1967年6月発売(9)『マジカル・ミステリー・ツアー』TOCP-71009 1967年11月発売(10)『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』(2枚組)TOCP-71010/11 1968年11月発売(11)『イエロー・サブマリン』TOCP-71012 1969年1月発売(12)『アビイ・ロード』TOCP-71013 1969年9月発売(13)『レット・イット・ビー』TOCP-71014 1970年11月発売(14)『パスト・マスターズ』(2枚組)TOCP-71015/16 1988年3月発売*初CD化('87年)以来の2009年度改訂デジタル・マスター使用*(1)~(4)までは初のステレオCD化*初回限定盤のみ:(1)~(13)まではドキュメンタリー映像(CD-EXTRA)付*3ツ折スペシャル・パッケージ((10)『ホワイト・アルバム』のみ4ツ折パッケージ)各2600円(2枚組3700円)(いずれも税込価格)
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