2024年 4月 20日 (土)

「水死」 大江健三郎氏が2年ぶりの小説

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?
大江健三郎「水死」
大江健三郎「水死」

   2009年12月17日に発売された作家・大江健三郎さんの2年ぶりとなる小説「水死」(講談社)が話題になっている。

   「晩年の仕事の中でも最終の小説」ともいわれるこの長編作品で大江さんは、自身を投影した作家・長江古義人を通じて、「父」の死の真相と自らの「暗部」に迫っている。

   主な舞台となる「四国の森の中の村」も大江さんのファンにはなじみ深いが、「父、水死」の背景にある昭和前半のニッポン人精神をあぶりだしていく迫力は筆舌に尽くしがたい。

   壮絶なクライマックスでは誰もが胸を打つ。

   定価2100円。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中
カス丸

ジェイキャストのマスコットキャラクター

情報を活かす・問題を解き明かす・読者を動かすの3つの「かす」が由来。企業のPRやニュースの取材・編集を行っている。出張取材依頼、大歓迎!