No.6 「N・H・Kにようこそ!」と神様の関係

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バード 「ち~いさい頃~は~ かーみ様がいて~ ふ~しぎに夢を~かなえ~てくれた~」

編集 「・・・・・ユ、ユーミン!?」

バード 「・・・あの日に帰りたい・・・・」

編集 「いつに帰ろうとしてるんだ?」

バード 「・・今考えるとさぁ、子供の頃って、『神様』が、たくさんいましたよね」

編集 「・・それは、サッカーの神様ペレ・・・」

バード 「身近に、ですよ。ピンチ、の時に、奇跡のように助けてくれる、『神様』。海水浴で溺れて、周りに誰もいなくて、死ぬ!、って思ったら、助かったり。お腹が痛くて、死ぬ!、って思ったら、痛みが消えたり。ギターが欲しいな、ゲームが欲しいな、って口に出さなくても、突然、知らない人からプレゼントされたり。人生に行き詰まって、落ち込んでいる僕の目の前に、女神(初恋の人?)が現れたり・・・」

編集 「オレは運がいい、と言いたいのか?」

バード 「・・・でも、大人になってからさっぱりなんですよ。奇跡はおきないし、助けてくれる人も現れないし、メシウマもない・・・」

編集 「で、引きこもりに・・・・」

バード 「半年ほど・・・あぁ、神様・・・オー・マイ・ゴッド!」

編集 「結局、大人になったら、人に頼らず、自分でなんとかしないといけない、という事!」

バード 「でも、やっぱり、ピンチを助けてくれる人が現れてくれると、助かるなぁ。しかも無料で。もちろん、神なんて信じていませんけどね」


「N・H・Kにようこそ!」
2006年7月から独立UHF系で放送。全24話。

    「N・H・K」とは日本放送協会(NHK)ではなく「日本引きこもり協会」のこと。NHKとの接点といえば、主人公の佐藤達広(22)は大学を中退し引きこもり歴4年。引きこもりの原因の一つが「NHKが面白いアニメばかり放送するから外に出られない」。自分が引きこもっているのは、悪の巨大組織「N・H・K」の陰謀と思っている。

    佐藤は親の仕送りを受け取り一人でアパート暮らし。そんなある日、新興宗教の勧誘にアパートに来た謎の美少女・中原岬(18)と出会う。岬は佐藤を社会復帰させるためのカウンセリングを提案するが、佐藤はそれを拒み、自分は「ゲームクリエイター」だと嘘をつく。やがて岬のカウンセリングを受け入れるようになるが、さて、佐藤は岬のカウンセリングで社会復帰できるのか。

    全体に怪しい雰囲気を漂わせつつも、コミカルにテンポ良く話が進む非常に面白いアニメ。引きこもりから脱したい佐藤は、救い出してくれる人を渇望しているのだが、誰も助けてくれない。岬は、佐藤以上に「病んでいる」存在だった、というオチが付いている。ただ、岬が関わっている「新興宗教」に関してもっと説明してほしかった。

ジョセフ・バード・ランカスター

ジョセフ・バード・ランカスタープロフィール

    英国ケンブリッジ出身。祖母が日本人のクォーター。青森にいる祖母からTVアニメビデオを実家に送り付けられ日本のアニメにはまる。15歳でアニメ好きが高じ単身日本へ。現在、青森の祖母と同居。人生を変えたアニメは「太陽の王子 ホルスの大冒険」「もえたん」。好きな食べ物はりんご、マグロ、鯨ベーコン。座右の銘は「イェ~イ!私だよんっ♪」(by「けいおん!」田井中律)。

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