No.10 「涼宮ハルヒの憂鬱」の光と影

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2010年2月13日(土)午後4時・・・東京都立川市「CINEMA・TWO」

「涼宮ハルヒの消失」を観るために、バードとミウミウが、映画館の前に立っていました。

バード 「きょうは取材です」

ミウミウ 「です!」

バード 「といっても映画を観るだけなんですが・・・」

ミウ 「ハルヒ、たのしみ~」

バード 「公開から一週間。客数も安定しているかと思ったら、空き席が3つしかないそうです」

ミウ 「フルヒョロホ~」

バード 「開演待ちをしているハルヒファンを、奇異な目で眺めている、他の映画の鑑賞者達がいます・・・」

ミウ 「みんなも観ればいいのに~」

バード 「というわけで、ミウと僕は、離ればなれの席です」

ミウ 「よかったね(ハート)」

バード 「なんでですか?」

ミウ 「だって、隣に座っちゃうと、バードさん、ロリコン、か、連れ去り魔?ツーホーされちゃうよ」

バード「されねぇよ!!!」

バード 「・・・・というわけで、『涼宮ハルヒの消失』を観る前に、テレビで放送されたハルヒの『笹の葉ラプソディ』観てきたほうが、いいらしい。その続きらしい」

ミウ 「『エンドレスエイト』は?」

バード 「どっちでもいいんじゃないの?」

ミウ 「『涼宮ハルヒの溜息』は?」

バード 「よくわかりません!・・・おっ、開演10分前です」

ミウ 「わたし、おしっこ~~」


「涼宮ハルヒの憂鬱」

2006年4月から独立UHF局を中心に放送。全14話。09年4月からは06年に放送された14話に加え、新作の14話計28話が放送された。新作のタイトルは「笹の葉ラプソディー」「エンドレスエイト」「涼宮ハルヒの溜息」。

    涼宮ハルヒは、ちょっとした妄想だけで歴史や宇宙や時間を変えてしまう特殊能力を持っているが、本人はそれに気付いていない成績優秀でスポーツ万能な美少女高校生。性格は唯我独尊、傍若無人、極端な負けず嫌いで「校内一の変人」。人間には興味はなく、宇宙人、未来人、超能力者を「募集」していた。そんなハルヒが唯一気を許す存在が同級生のキョン。物語はキョンの1人称視点で進んでいく。部活に入っていないハルヒは、自分で部を作ろうと「SOS団」を結成。そこに、未来人の朝比奈みくる、超能力者の古泉一樹、宇宙人の長門有希が参加する。実はこの3人はハルヒを監視するためにハルヒの通う県立北高校に入学していたーーーという感じの内容なのだが、学園コメディーでもあり、シリアスな戦闘もありと、内容は盛りだくさん。

    その中で「笹の葉ラプソディー」は09年5月に放送された第8話。キョンと朝比奈は3年前の七夕の日にタイムスリップし、当時中学生だったハルヒに会いに行くというお話し。これが映画「涼宮ハルヒの消失」の伏線になっていて、ハルヒが消えた世界を元に戻す鍵になっている。

    「エンドレスエイト」は、ハルヒが夏休み中に望んでいたことが起きなかったため、望んだことが起きるまで、「特殊能力」により1万5498回夏休みを繰り返す(ループする)という内容。09年6月から8話放送されたが、8話全ての内容がほぼ同じだったため、ネットで大バッシングに発展。実は、「エンドレスエイト」と映画の「消失」は同じ時期に制作された。

    「涼宮ハルヒの溜息」は09年4月から放送された全28話のうちの20話から24話までの5話に収録。ハルヒが映画監督になり、キョン達と制作する様子が描かれている。その映画は、25話に放送された「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」で紹介されている。

    「涼宮ハルヒの憂鬱」といえば、06年に大ヒットし、「ハレハレダンス」と言われるエンディングのダンスが世界中で話題になるなど、社会現象を巻き起こした大ヒットアニメだが、「エンドレスエイト」によって、アニメの評判は失墜。演じた声優の中からも批判が出て、以前に制作に関わった山本寛が謝罪する事態にもなった。「涼宮ハルヒの溜息」もしまりの無い内容で、制作者側の熱意が伝わってこなかった。実際、06年に「ハルヒ」を制作したスタッフの多くが09年の新作には関わっていない。そんなこんなで、映画「消失」についても、ファンの間からは諦めムードが広がっていた。

ジョセフ・バード・ランカスタープロフィール

    英国ケンブリッジ出身。祖母が日本人のクォーター。青森にいる祖母からTVアニメビデオを実家に送り付けられ日本のアニメにはまる。15歳でアニメ好きが高じ単身日本へ。現在、青森の祖母と同居。人生を変えたアニメは「太陽の王子 ホルスの大冒険」「もえたん」。好きな食べ物はりんご、マグロ、鯨ベーコン。座右の銘は「イェ~イ!私だよんっ♪」(by「けいおん!」田井中律)。

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