鬼太郎の新しい挑戦始まる 「妖怪だるま」で地方活性化

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   イデアインターナショナルが2010年春に発売する「妖怪だるま」が面白い。地方で生産を行いつつ、その事業自体を「妖怪ふぁんど」として組むという。個人から小口の出資を募ることで、「まちおこし」と「ものづくり」を叶えてしまおうという新しい挑戦だ。

   「妖怪だるま」は国民的アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフに、Newsweek誌で「世界が注目する中小企業100社」に選出されたザインオフィス「nendo(ネンド)」が制作する。素材の開発は、地場産業の支援を行うNPO「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」の助言を受け、1900年(明治33年)に創業した岐阜県多治見市の産地メーカーに依頼。鬼太郎をはじめ、目玉のおやじ、ねずみ男、ぬりかべなど主要な8キャラクターを最初に商品化する。

1口3万円で、売上金を出資者に分配する

 徐々にラインナップを増やす計画だ (C)水木企画
徐々にラインナップを増やす計画だ (C)水木企画

   「キャラクター商品」としてのデザイン性を高め、かつその魅力をシンプルに引き出した。価格は2000円前後を予定しており、国内外のバラエティーショップ、雑貨店やインターネット通販で発売する。

   この事業の資金が「妖怪ふぁんど」への「出資」という形で集められる。もちろん個人でも投資可能だ。手がけるのは、「純米酒ファンド」や「東京ヴェルディファンド」などユニークな個人少額投資ファンドを展開するミュージックセキュリティーズ。

   1口出資金は3万円(上限33口)で、最大募集金額は1050万円。出資者には「妖怪だるま」2年間の売上金の一部を分配する。妖怪ファンだけでなく、地場産業の活性化を願う個人から「小口資金」を結集し、後継者不足や低価格商品攻勢など、厳しい状況にある産地メーカーをもう一度元気にしようとの狙いもあるのだ。

   事業がうまくいくごとに「妖怪だるま」のラインナップも増えていくという。「妖怪ふぁんど」の出資者には特典として、出資者限定の「水木しげるだるま」の購入権や妖怪の「聖地」である鳥取県境港市の「水木しげるロード」ツアー、妖怪だるま発売イベントなどへの招待も行う予定だ。<モノウォッチ

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