「映画は言語超えた芸術」 「おとうと」山田洋次監督らが凱旋会見

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左から笑福亭鶴瓶さん、山田洋次監督、吉永小百合さん
左から笑福亭鶴瓶さん、山田洋次監督、吉永小百合さん

   山田洋次監督の最新作「おとうと」が60回ベルリン国際映画祭で閉幕作品に選ばれ、山田監督が日本人としては3人目のベルリナーレ・カメラ(特別功労賞)を受賞したことを受け、2010年3月11日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見が開かれた。

   作品は、吉永小百合さんが演じる姉・吟子と笑福亭鶴瓶さん演じる弟・鉄郎の交流を描いたもので、1月30日の公開から2週間で観客動員数は100万人を突破している。

   山田監督は映画祭の閉幕作品が上映される様子を

「日本の観客と全く同じように、泣いたり笑ったりしていました。映画は、言語や文化の壁を越えて心がつながりあえる芸術なのだと感じました」

と振り返り、吉永さんは

「山田監督のすぐ近くで見ることができました。その時の感動が、今でも私の胸の中に残っています」

と感慨深げだった。

   記者から

「日本では、有名人が崇拝されているように見える。有名人として、一般の人とかかわることを負担に思っているか。それとも、ポジティブに思っているか」

という質問が飛ぶと、

   鶴瓶さんは

「この間道を歩いていたら、1000円持ったおばちゃんが寄ってきて、『これ、くずして』って言われました。それて、僕はこう言ったんです。『500円玉入ってていい?』。これ、本当の話です」

と応じ、会場を沸かせた。その上で、

「僕の場合は、すごく近い。こっちの気の持ちようだと思うんです。『いかに普通であるか』が、一番大事だと思います」

と真面目に持論も披露していた。

   映画は、丸の内ピカデリーなど全国で上映中。

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