ホタルイカの旬、刺身の産地直送クール便も始まる

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刺し身は、ホタルイカの小さな体から、内蔵、目玉、骨をていねいに取り除いてある。ショウガ醤油で食べるのがおすすめ
刺し身は、ホタルイカの小さな体から、内蔵、目玉、骨をていねいに取り除いてある。ショウガ醤油で食べるのがおすすめ

   珍味、ホタルイカの旬がやってきた。主産地である富山湾では2010年3月20日からホタルイカの発光を展示する催しなどが始まり、滑川市のほたるいかミュージアムでは「発光ライブシアター」、魚津水族館ではホタルイカの展示を実施。また、滑川市観光協会では網にかかって発光する漁場を体験できる観光船ツアーを開催している。

   ホタルイカが水揚げされるエリアは日本海側の富山湾から鳥取県あたりまで。主産地は富山湾で、滑川市海岸の11網を中心に、その東の魚津市、西の富山市水橋海岸がイカを痛めない専用定置網で水揚げしており、最大量の水揚げとなる。この3地区以外はトロール船やブリ網を使用したもので、それらのホタルイカもほとんどがこの3地域の加工業者を通じて全国の市場などに出荷されている。定置網の解禁は3月1日だが、海水が暖かくなる3月中旬ごろから海岸に産卵のためにやってくる卵を持ったホタルイカが本当の旬の味である。

   先にノーベル化学賞を受賞した下村脩さんは、ホタルイカの発光を研究していたことで知られ、改めてホタルイカの神秘の光が話題となった。

   冷凍保温技術が進歩するまでは、ホタルイカは産地でのみ食べられる食材だったが、近年は旬の味をクール宅急便で直送する産地の鮮魚店、加工業者も出てきて、高級珍味として人気が高まっている。

   しかし、小さな食材なので、生の味を生かす1匹ずつの調理が面倒。刺し身の場合、内臓を取り出すことを厚生労働省が指導しており、背骨、目玉の処理までした調理は大変な手間で、配送ホタルイカの価格のほとんどが調理代といってもよいほどである。それだけ珍しい高級食材といえる。

   J-CASTニュースショップと提携して刺し身、ボイルのホタルイカをインターネット販売する滑川市の大浦鮮魚店も、数少ない完全調理の品を配送できる事業者のひとつ。ただし、数に限度があるのが難点である。

   刺し身(5人前、約250グラム)とボイル(360~400グラム)の1セットで4750円、昆布〆刺し身(6人前、約500グラム)5500円。いずれもニュースショップにて、3月24日~26日までの期間限定で販売中。

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