2024年 4月 18日 (木)

No.19 「のだめカンタービレ」が「だめ」な理由

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バード 「・・・・『のだめカンタービレ フィナーレ』のフィナーレのテレビ放送のが終わっちまいましたのね」

編集 「・・・・・・・・『の』が多すぎ」

バード 「だめカンタービレ?」

編集 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

バード 「『だめ』はコミックで超ヒットしていたのは知っていたけど、実は、アニメ観たのはテレビじゃなくて、第一期DVDが全巻発売されてからなんですよ。『だめ』は萌えでもない、ロボットでもない、ホラーっぽくない、そんな音楽恋愛アニメでしょ。なかなか手にするのに戸惑った・・・」

編集 「なんで『だめ』なんだよ」

バード 「いやぁ、ちゅうか、『のだめ』って言ってしまうと、なんか、恋人の名前を呼んでいるみたいで、・・・・・照れちゃうじゃないですか・・・」

編集 「・・・そ、そうか(そうか???)」

編集 「今年の正月、BSフジがアニメ『のだめ』の第1期と第2期の全34話を、17時間ぶっ通しで放送したのには驚きました」

バード 「なんか、安売りされたような、気がした。1話、1話、大切に観て欲しいアニメですよね」

編集 「・・・私は続きが気になって、1期なんて一気に観ましたけど・・・」

バード 「(しゃれ?)」

バード 「アニメと平行してやってたのが実写のテレビドラマ。あっちも大ヒットしたけど、アニメ観た後じゃ、おっかしくて、観る気にならなかったですよ。あぁ。おっかし、実写ドラマ。ププププッ・・・観たけど・・・・」

「竹中直人を出せばいい」というわけではない

編集 「マンガや、アニメを、実写化することが多いけど、ファンからの評価が厳しかったりします」

バード 「『だめ』のドラマでは、人気俳優がたくさん出ているけど、オーケストラのシーンでは、演奏していないでしょ。で、なんで、日本の人気俳優さんが、ヨーロッパ人になって出てくるわけ?何でも竹中直人を出せばいい、ってわけではありません」

編集 「おお!厳しい!!!」

バード 「・・・・・とはいうものの、アニメの2期に関していうと・・・・・実写ドラマのほうが面白かった。アニメは全体的に落ち着いた感じで、ワクワク感が少なかった。これは原作のマンガに忠実にアニメ化していて、原作自体も色々言われ、論議が起きた時期だったんです。NHKの『BSマンガ夜話』でも話題になっていた」

編集 「へー!?」

バード 「実写がおもしろかったのは、1期のドタバタ、ハチャメチャが引き継がれ、ギャグを満載にした、ということなんだと思う。アニメと実写の2期を、単純に比較すると、実写の方が、原作やアニメより、『だめ』っぽかった、という結果に見えました。でも、アニメの3期は、1期ほどではないにしても、かなり盛り返していて、輝きを取り戻していました」

編集 「・・・実写版の、映画、まだ上映しているのかな」

バード 「そっちかい!!!!!!」


ジョセフ・バード・ランカスタープロフィール

    英国ケンブリッジ出身。祖母が日本人のクォーター。青森にいる祖母からTVアニメビデオを実家に送り付けられ日本のアニメにはまる。15歳でアニメ好きが高じ単身日本へ。現在、青森の祖母と同居。人生を変えたアニメは「太陽の王子 ホルスの大冒険」「もえたん」。好きな食べ物はりんご、マグロ、鯨ベーコン。座右の銘は「イェ~イ!私だよんっ♪」(by「けいおん!」田井中律)。

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