2018年 7月 21日 (土)

カップ焼そばに「新革命」! エースコックの担当者に聞く

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   「カップ焼そば」と聞くと、平たいお皿のような容器を頭に浮かべる人が多いかもしれないが、そんなイメージをくつがえす商品が2010年3月15日に発売された。その名も「JANJAN(ジャンジャン)」。スマートな「タテ型」のパッケージは店頭でも「おっ」と目を引く。今回は、「JANJAN」開発秘話をエースコックのマーケティング部・松山幸裕さんと松﨑之則さんに聞いた。

即席めん食用率低下 「なんとかしなければ」

「JANJAN」を手に説明する松山さん(左)と松﨑さん(右)
「JANJAN」を手に説明する松山さん(左)と松﨑さん(右)

――開発に至った経緯は

松山さん 男女ともに、若年層において即席めんの食用率が下がっており、1998年と現在を比較すると、特に10代の女性は約10%も減少している。カップ焼そばも例外ではない。顧客層や利用数は数年変わっておらず、これを「なんとかしなければ」という意見が社内でも大きくなっていた。

――確かに、大皿の「カップ焼そば」は「男性がガッツリ」というイメージだ

松﨑さん それは「焼そばらしさ」でもある。ただ、同時に「容器が大きく持ちにくい」「どうしても犬食いになってしまう」といった声があるのも事実。支持をいただいている30代以上の男女にしても、利用は「休日の昼食」が多い。いずれにせよ、女性が外で気軽に食べられないのは、改善すべき点だと思った。

――そこで「タテ型」に

松山さん 実は、エースコックは1974年に、「カップ焼そばバンバン」という商品を、業界で初めての「タテ型」カップ焼きそばとして発売している。その後、皿型の容器が一般的になったが、もう一度「原点」に戻ろう、と。スタイリッシュなビジュアルにし、オフィスで女性が食べていても違和感がないような形状を考えた。湯切りのしやすさ、食べやすさも十分考慮し、開発に2年かけている。

青のりの代わりにブラックペッパー

――カロリーも427kcalと、控えめだ

松﨑さん 女性にも気軽に食べてもらえるような数字(カロリー)を目指した。カロリーは控えめでも、味はしっかりしている。400kcal台ならライト感覚で楽しんでもらえるだろうし、「組み合わせてもう1品」ということになるかもしれない。

――確かに、屋台の焼そばのような、懐かしい感じ。しかもコショウがピリッときいている

松﨑さん めんには特製のソースが練りこんである。これに野菜と果物を濃縮した焼そばソースをからめることで、「おいしい!」と思える焼そばに仕上げた。味のアクセントにはブラックペッパーを使っていて、青のりを入れなかったのは、歯にくっつくのを嫌う女性やビジネスマンに配慮したから。

――今後の展開を教えてください。

松﨑さん 「JANJAN」ブランドで、「汁なし商品」を展開していき、すでに第2弾の発売も決まっている。ハンディースタイルの新感覚を、ぜひ味わっていただきたい。

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