2018年 7月 21日 (土)

今蘇る、江藤淳さんから「小沢一郎」への遺言

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「小沢君、水沢へ帰りたまえ」
「小沢君、水沢へ帰りたまえ」

   産経新聞出版は2010年4月12日、新刊本「小沢君、水沢へ帰りたまえ」(著・江藤淳)を発売した。同書は、1987年から1999年まで産経新聞に掲載された故江藤淳さんの人気コラム「月に一度」を再編集し、復刊したものだ。

   政治評論家・屋山太郎氏も、「『失われた十年』どころか、その後も含めた『空白』の20年あまりの日本について、政治について考えてみるには格好のテキスト」と解説しているが、ページをめくるにつれバブル崩壊後の日本の迷走ぶりが改めて思い出される。また、09年9月、軽井沢で行われた江藤-小沢対談(「理念なき自社さ政権の罪は大きい」)の文面からは、江藤さんがいかに当時・新進党党首だった小沢氏に対し、保守の政治家として大きな期待を寄せていたかがうかがえる。その対談の中で小沢氏は次のような興味深い言葉を残している。

   「日本の場合には、トップリーダー(党首)がリーダーシップを発揮しないままに、何とはなしの形の中で幹事長がそういった権力を握って幹事長の判断であんばいしている。そういう政治の体質だから問題になるんだと思いますよ」

   「占領は継続している」「減税しかない」「加藤紘一君」「米国のシナリオ」など、全40編を収録。

   240ページ、定価1365円。

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