新潟少女監禁、桶川ストーカー事件などに見る「日本警察の欺瞞」

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それは新潟県警柏崎署にかかった1本の電話から始まった
それは新潟県警柏崎署にかかった1本の電話から始まった

   産経新聞出版は2010年5月16日、日本警察の病根に迫る問題作『日本警察が潰れた日』(著・小野義雄)を発売した。

   この本は、元産経新聞の記者で、元テレビドラマ化される『落としの金七事件簿』(産経新聞出版)の著者でもある小野氏が、「二十四万人という巨大警察組織を支える一人ひとりの警察官に、不祥事はいかにして起こるかを、自省を込めて読んでもらいたい」と筆をとったという。

   第1章では新潟の少女監禁事件、第3章では桶川ストーカー事件、第4章では神奈川県警で相次いだ不祥事に触れている。「隠蔽(いんぺい)」「怠慢」「対応の稚拙」。組織の実態はあきれるばかりで、その後の警察不信につながったと言っていい。

   多くが実名で登場するうえ、元新聞記者らしい精緻な情景描写がノンフィクション作品の臨場感を高めている。

   単行本、299ページ

   定価1680円。

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