2018年 7月 21日 (土)

やっぱり強い「村上春樹」 2010年上半期ベストセラー

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   出版取次のトーハンは2010年6月2日、「2010年上半期ベストセラー」を発表した。

14週連続1位をキープした「巻くだけダイエット」

「巻くだけダイエット」の人気を受けて、幻冬舎は第2弾DVD付も発売
「巻くだけダイエット」の人気を受けて、幻冬舎は第2弾DVD付も発売

   総合第1位は「バンド1本でやせる! 巻くだけダイエット」(山本千尋、幻冬舎)だった。09年11月から10年2月まで14週連続第1位、その後も長く20位以内をキープするロングセラーとなっていた。ダイエット関連本が総合1位になるのは、トーハンが集計をはじめた1990年以来、初めての快挙だという。

   第2位は、満を持して発売された村上春樹さんの長編小説「1Q84『BOOK3』」(新潮社)が、発売して1か月半にもかかわらず、すぐさま登場した。同書は5週連続の第1位。続編を期待していた読者がいかに多かったかがうかがえる。相乗効果で、「BOOK1」と「BOOK2」も第15位に入った。ちなみに、「BOOK3」では「青豆」と「天吾」の視点だけでなく、「牛河」の視点からも語られており、物語は「更に深く、森の奥へ」と進んでいく。

iPhone版電子書籍も好調「もしドラ」

「ドラッカーを読んで甲子園を目指す!」
「ドラッカーを読んで甲子園を目指す!」

   第4位には、美少女のイラストが描かれた表紙がひときわ目をひくビジネス書「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海、ダイヤモンド社)がランクしている。12週連続でランキング10位以内をキープしており、今最も安定した人気がある一冊だ。ドラッカーの経営書「マネジメント」のエッセンスを織り交ぜた青春小説は、読みやすいと評判。「もしドラ」の通称名で呼ばれ、iPhone版電子書籍も好調だ。

   ほかに話題になった書籍では、全国の書店員が売りたい本を選ぶ「2010年本屋大賞」に輝いた小説「天地明察」(冲方丁、角川書店)が第8位。葬式のカラクリを説き明かした新書「葬式は、要らない」(島田裕巳、幻冬舎)が第12位。五木寛之さんが構想20年を要した渾身の長編小説「親鸞」(講談社)は14位だった。

   なお、「2010年上半期のベストセラー」は09年12月~10年5月分を集計した。集計ジャンルは総合、単行本(文芸/ノンフィクション他/ビジネス/ゲーム関連書)、新書(ノベルス/ノンフィクション)、全集の4部門8分野。

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