2018年 7月 19日 (木)

水中のレジオネラ属菌を99.99%以上分解・除去 可能性広がる「ストリーマ放電技術」

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照射前(写真上)と照射24時間後(同下)
照射前(写真上)と照射24時間後(同下)

   ダイキン工業は2010年7月14日、東京慈恵会医科大学 臨床医学研究所の保科定頼副所長との共同研究により、強力な酸化分解力を持つストリーマ放電が「水中のレジオネラ属菌」を24時間で99.99%以上、分解・除去すること、また、同時に、ぬめりやニオイのもととなる水中の菌「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「緑膿菌」に対しても除菌効果のあることを実証したと発表した。

   これまで、水中の菌の除菌は、煩雑さに加え、効果そのものにも疑問符がつけられるような状況だったが、ストリーマ放電で生成した活性種を水中に送り込むだけで、除菌や水のぬめりの発生源となる菌の繁殖を抑える効果がみられた今回の実験結果は、水中での菌の除菌に新たな可能性を広げるものだ。

   「不快なニオイを防ぐだけでなく、薬剤などを使わずに菌を分解できるのであれば、さまざまな場面での感染症防止に役立つ可能性がある先進的な技術だと思われます」と保科定頼副所長。

   同社では、

「ストリーマ放電技術が『空気』だけでなく『水』にも適応できる可能性が広がったことで、これまでよりも幅広い生活空間での応用が期待できる。実用化に向けてさらなる研究開発を進めたい」

としている。

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