消してしまっていいのか? 「海外留学」という選択肢

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このまま日本は「知のガラパゴス」になり果てるのか?
このまま日本は「知のガラパゴス」になり果てるのか?

   3年前、「出版甲子園」という学生サークルが運営する出版企画コンテストに応募したのがこの本が世に出るきっかけだった。この本とは、ディスカヴァー・トゥエンティワンがディスカヴァー携書から2010年7月17日に発売した『国境なき大学選び 日本の大学だけが大学じゃない』(著・山本敬洋)。

   2009年のハーバード大学の学部生数のうち、日本人は5人(中国人36人、韓国人42人)で、しかも同じ年に入学したのは、たった1人だったという。この数字は、日本の国際競争力がさらに低下していることを意味しているのか? 

   著者の山本氏は、東大からアメリカの大学の大学院で学び、学部時代には交換留学も経験した。その過程で、日本の高校生たちはいかに海外の大学の情報を知らず、また、留学など考えずに受験勉強に励んでいる実情を知る。そこで、山本氏は、留学経験者および留学中の学生にヒアリング。その体験談を通じ、「海外の大学での生活、さらにその後の人生へのインパクトの具体的なイメージをもってもらうこと」や「日本の大学教育のあり方に興味を持っている人に対して、それを相対化する鏡を具体例に基づいて提供すること」を目的に同書を出版したという。

   取り上げている大学は、ハーバード大学、オレゴン州立大学、北京大学、マサチューセッツ工科大学、ベイツ大学など12にのぼる。

   新書、352ページ。定価1260円。

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