元ホームレスの上場企業社長は言う、「自律神経は金儲けを考えてくれる」

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あなたはお金のこと、どこまで知っていますか?
あなたはお金のこと、どこまで知っていますか?

   世の中すべてお金か? そんなハズもない。が、お金で動かされていたり、お金が解決したり、お金をたくさん持つことで幸せを感じたり・・・などということは現実としてある。いったい、お金って何なんだろう?

   ここに面白い本がある。2010年8月10日に「こう書房」から発売された『元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話』だ。著者は、名証のセントレックスに上場しているオウケイウェイヴの兼元謙任社長だが、兼元氏のここまでの歩みは決して順風満帆といえるものではなかった。在日韓国人三世という出自によるイジメや病弱に悩んだ子ども時代、社会に出てからも仲間の離反や妻子の家出、それに1日に使えるお金が400円というホームレス生活まで経験している。まさに「どん底」状態を経ての企業が大きな成功を呼び込んだ好例だろう。

   そんな兼元氏がするお金の話となれば気になる。同書では、「失う」「稼ぐ」「使う」「貯める」という4つのカテゴリーからお金をとらえ、多岐にわたる「功」と「罪」を指摘する。

   ちょっとユニークだったのが、「お金を稼いだら、まず『自律神経さん』に払ってあげる」という項目だ。兼元氏によると、人間の自律神経は、体調だけでなく心の調整もするとし、「お金をもらったら、まず自分に払え」という側聞を紹介。給料をもらって喜ぶのは前頭葉であり、それをすぐサイフに入れてしまうと、自律神経は「僕はこんなに頑張っているのに、お金をもらってない」と思うそうだ。そこで、兼元氏は、受け取る講演料の一割を「カネモトカネトウへ」と書いて自分に渡し、貯金箱に入れて取っておく。すると、自律神経は、自分にお金がもらえたと思い、お金を稼ぐ方法を一緒に考えてくれると記している。

   単行本、204ページ。定価1470円

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