切り取られた女子高生の一瞬、いま蘇る儚く残酷な「思春期」

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   エッチな感情が頭の中を占拠する思春期。男子は、はちきれんばかりの衝動にかられながら悶々(もんもん)とした気持ちで日々をやりすごす。あの時代は何だったんだろう。

ピエブックスから2010年10月20日に発売された新刊本『思春期』が話題を呼んでいる。

顔を見せない女子高生たち

『思春期』(ピエブックス)
『思春期』(ピエブックス)
ピエブックスから2010年10月20日に発売された新刊本『思春期』が話題を呼んでいる。

   登場するのは、顔を見せない女子高生たち。制服だったり、体操服だったり、水着だったり・・・。なにげない日常のワンカットが、それも体のパーツのエロチシズムを携えて、紙面に踊る。ヒザ下についたソックスのゴムの跡が、セーラー服からのぞく下着が実に生々しい。

前作『スクールガール・コンプレックス』も好評

   撮影したのは、前作『スクールガール・コンプレックス』(イースト・プレス)が好評だった青山裕企氏だ。2007年に写真新世紀優秀賞受賞していて、著書には他に『ソラリーマン』(ピエブックス)などもある。今作品では、詩人の谷郁雄氏が青山氏の写真に絶妙な詩を添えている。どんな妄想を抱きながらページをめくるか、それは購入者次第だ。

   単行本、156ページ。定価1890円。

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