自己チューな自分を変えた 差出人のない「29通の手紙」

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感動的な『僕の人生を変えた29通の手紙』
感動的な『僕の人生を変えた29通の手紙』

   皆さんは、きっと多忙な毎日を過ごしていることだろう。ビジネスマンなら、連日、退社は終電間近という感じかもしれない。ただ、仕事を「やらされている」と感じていたり、「自分だけがやっている」と思っていたりしないだろうか。

   日本実業出版社から2010年10月28日に発売された『僕の人生を変えた29通の手紙』なる本がある。アントレプレナーセンター代表取締役で日本青年起業家協会相談役の福島正伸氏の新著だが、この本の構成が面白い。主人公は自動車部品製造販売の会社に勤める29歳のサラリーマン。彼は、仕事や会社に対してさまざまな不満を抱え、自分を中心に世の中が回っていると錯覚している典型的な人物だったが、ある日から突如、自宅郵便受けに入りはじめた、切手も張られず、差出人のない手紙に戸惑い出す。手紙には、「他人を変える最もよい方法は、自分を変えること」や「どんな仕事も自分らしくやれば夢になる」など、1通に1つずつの「言葉」が書かれていた。

   不定期に届くその手紙を気味悪く感じながらも、あまりにタイムリーな局面で、ピンポイントに指摘する手紙の「言葉」に、自らの傲慢(ごうまん)さを反省。同僚への思いやりや、自分自身逃げていた前向きな姿勢に気づく。物語のラストに、手紙をポストに入れていた人物が判明、そして、自分の周りにも「仕掛け」に参加していた人々がいて・・・。

   ミステリー小説のエッセンスを多分に含んだ、啓発書とでもいうのだろうか。著者の福島氏は、過去12年にわたって6人に対し、本にあるようなはがきを毎日書いており、その総数は2300通を超えたという。同書では、それらの「言葉」の中からいくつかを選び、物語の中に盛り込んだ。

   単行本(ソフトカバー)、264ページ。 定価1470円。

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