「ホーロー看板」の火よ再び、森下仁丹が京都でイベント開催

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筆入れに臨んだ八田二代次氏は「感無量です」と話す
筆入れに臨んだ八田二代次氏は「感無量です」と話す

   森下仁丹は、町名を記した琺瑯(ホーロー)看板の復活を目指す「京都町名琺瑯看板プロジェクト」を立ち上げ、その発表会を2010年11月27日、京都市内で行った。

   「ホーロー看板」とは、金属材料の表面にガラス質のうわぐすりを焼き付けた屋外用看板で、以前は町中でもよく見られたが、最近ほとんど見かけない。町名ホーロー看板に限っても、京都市内でもここ10数年で約4割が減少し、現存する看板はおよそ750枚弱なのだそうだ。今回のプロジェクトは、情緒あふれた京都の景観に長年溶け込んできたホーロー看板を保全、復活させ、再び光を当てようというもので、発表会では新たに作られた町名入りホーロー看板が披露された。

   今回のプロジェクトで選ばれた6名の中から観客が見守る中で、筆入れに臨んだのは、広告美術業を手がける八田二代次氏。同席した、森下仁丹の駒村純一社長は「1910年ごろから町名看板の設置に取り組んできたが、その看板も年々減少していることを知り、少しでも設置枚数を増やし、古き良き京都の街並み保全の一助となればと考えている」と語った。これらの町名看板は2011年2月を目処に、京都市内にある13町内会、25か所に設置予定だ。

   ちなみに、町名看板を考案したのは森下仁丹の創業者で、来訪者や郵便配達人が家を探すのに苦労していたことから発想したといい、明治末期ごろから自社の商標入りの町名看板を掲げていた。

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