2018年 7月 19日 (木)

鉛フリーのガラス素材でエコに貢献、太陽電池向けに

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焼結用粉末ガラスの外観
焼結用粉末ガラスの外観

   旭硝子(AGC)は結晶シリコン系太陽電池用電極向けに、鉛を使わない焼結用粉末ガラスの販売を、2011年1月に開始した。

   結晶シリコン系太陽電池セルの電極は、アルミや銀などの金属ペーストをシリコン基板上へ塗布後に加熱し、焼結成型する。その際に金属ペーストへ焼結用粉末ガラスを数%添加することで、金属とシリコンの密着性、電気特性、経時耐久性を高められるほか、焼成後のシリコン基板の反りを抑制できるため、焼結用粉末ガラスは太陽電池セルの重要な特性を左右するキーマテリアルとなっている。

   従来の焼結用粉末ガラスには鉛を含有するガラスが使用されていたが、AGCは長年培ったガラスの組成設計、粉砕、評価解析技術を用いて、鉛フリーの焼結用粉末ガラスを開発。今回はビスマス系の組成をもつガラスで、太陽電池電極用としてクリティカルな耐酸性について、従来の鉛入りガラスに比べて2倍以上の高い性能を有している。

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