普段中々会えない人や日頃お世話になった人に新年の挨拶をする時、どういった手段を使いますか?「メール」や「電話」で挨拶をするという方も多いとは思いますが、一般的には「年賀状を送る」という方が多いのではないでしょうか。そんな日本の文化とも言える「年賀状」ですが、ギャルの中では別の方法で新年の挨拶をしています。今回はそんなギャル特有の年賀状事情についてご紹介いたします!交友関係が広く、住所を把握しきれない新年の挨拶はブログでオッケー!まず、GRPで「2011年、年賀状出したのは何枚?」という調査をしたところ1位 0枚…46.6%2位 10枚…5.3%3位 1枚…4.9%4位 2枚…4.8%5位 20枚…4.4%という結果になり、圧倒的に「年賀状を出さない」というギャルが多いことが分かりました。ケータイが生活の絶対的必需品な今、友達の住所などを知っているギャルは少なくなってきており、また、交友関係の広いギャルともなると、年賀状を送る相手の数が多く、住所を把握しきれないという事が多々あり、年賀状とは疎遠になりつつあるようです。そんな手間を解消するのに用いられるのが「メール」なのではないでしょうか。所謂、「あけおめメール」と言われるもので、1度メール文を作成すれば、ケータイのアドレスを知っている子には一斉に送る事ができ、普段使い慣れているデコメで可愛くアレンジできるところが魅力となっています。実際に私も「年賀状」だけでなく、デコメを強調した「あけおめメール」を親しい友人や会社の人に送り、新年の挨拶を交わしました。その他、調査をしてみると、上司や離れて暮らす家族にも「あけおめメール」を送ったという20代の女性達も多かったようです。では、ギャル達は「あけおめメール」を送っているのでしょうか。その結果がこちら。1位 0人…17.6%2位 10人…7.7%3位 30人…7.5%4位 20人…7.2%5位 5人…6.9%2、3年前までは、「30人ぐらいに送った」と答えるギャルが多かったものの、今年は「0人」という結果になっていたのです!年賀状、あけおめメールよりも「ブログ」では、一体ギャル達はどのようにして新年の挨拶をしているのでしょうか?実際にギャルの子達に聞いてみると…ギャルA『あけおめメールは送んなかった~!今はみんなブログじゃない?』ギャルB『だよね!今年はあけおめメールあんま来なかったもん!』ギャルA『いつもブログにコメ(コメント)してくれる子とかアド知らないし、ブログに書けば誰でも見てくれるしね♪簡単だし手軽だよね!』そうなのです!ギャル達は年賀状の代わりにブログを使っていたのです!理由としては、まず「あけおめメール」では、アドレスを知っている人にしか送れないということが第一にあります。通常はそれで充分かも知れませんが、ブログが生活の必須ツールとなっているギャルにとって新年の挨拶をしたいと思う人は、相手は親しい友人や先輩といった人達だけではないのです。というのも、ブロガーにとっては互いの連絡先を知らない「ブログ購読者」も大切な存在と思う気持ちが強いのだと思います。自分のブログを見てくれることに感謝の気持ちを届けたいという思いが強いからこそ、現代のギャルは「年賀状・メール」よりも「ブログ」で新年の挨拶という文化が浸透、尚且つ、一種のギャル的行事としての位置付けにもなってきているのでしょう。―簡単に!手軽に!リアルタイムに!ゆるーく繋がっている人にも伝えることが出来る!―これこそギャルが「年賀状やメール」よりも「ブログ」で新年の挨拶を交わすことに注力するようになった、要因とも言えるでしょう。GRP副編集長 アミーゴ
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