ハイボールはなぜ売れた? 新版「戦略PR」が教える「世論」形成

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『新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』
『新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』

   アスキー・メディアワークスは、アスキー新書から『新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。』(著・本田哲也)を発売した。

   同書は2008年1月に同じアスキー新書から出版されて話題を呼んだ『明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法』(著・佐藤尚之)の続編的な位置づけで、2009年1月に発売された『戦略PR』の内容を最新事例に差し替えて刊行した新版だ。

   世界最大規模のPR会社、フライシュマン・ヒラード日本法人のバイスプレジデントを経て、現在、PR会社「ブルーカレント・ジャパン」代表取締役を務める本田氏が、長年にわたる経験から「戦略PR」の可能性や必要性、さらには、売り上げにつなげる「戦略PR」の効果的手法などについて詳説している。

   本田氏は、ある商品を売るために必要なのは「買いたい」と思ってしまう「空気」(=カジュアル世論)だとし、新版では、サントリーやアディダス、フェディリティ投信といった企業の実例を掲載。特に、「ハイボール」を一躍、トレンディーなお酒にしたサントリーの戦略PRは、知っておいても損はないはずだ。

   本田氏は、同書の終わりに、

「広告とPRの垣根はなくなっていく。これからの10年は、いわゆる『手法論』から卒業して、コミュニケーションの本質に戻っていく。大事なことは、『何を伝えるか』と『それが何の役に立つか』だけで、それが自由に発想できる企業や人材が生き残る。そのときには、『戦略PR』なんてコトバなんて消えてしまっているかもしれない」

と記している。

   新書、256ページ。定価780円。

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