今だからこそ感じたい、「ジョン万次郎」の心意気

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『ジョン・マン 波濤編』
『ジョン・マン 波濤編』

   ジョン万次郎、本名は中濱万次郎。あの坂本龍馬もいた幕末で、日米和親条約の締結に尽力した人物として知られている。NHK「龍馬伝」で、トータス松本氏が演じたのが、ジョン万次郎だ。

   ジョン万次郎は、現在の高知県土佐清水市にある貧しい漁村に生まれた。漁の手伝いで海に出て遭難したのが14歳のとき。無人島の鳥島に流れ着き、仲間とともに140日以上も暮らしたあと、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号(ホイットフィールド船長)に助けられる。その後、年配の漁師はハワイで降ろされるが、船長に聡明さが認められたジョン万次郎だけは、ジョン・ハウランド号での航海を続けることになった。

   講談社から2011年1月に発売された新刊本『ジョン・マン 波濤編』(著・山本一力)が話題だ。

   鎖国の日本から漂流、初めてアメリカで生活し、初めて地球を一周し、自力で帰国した誇るべき日本人の物語を、同郷の作家・山本一力がこん身の筆で活写する。

   帰国から2年後にあのペリー艦隊がやってきたが、もしジョン万次郎がいなければ、日本は植民地になっていたかもしれない。ジョン・マンの奇跡の生涯は波乱とロマンに満ちている。

   単行本、290ページ。1680円。

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