「萌え系イラスト」で楽しむ 全国女子中学生の人気制服

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「図説女子中制服百科」
「図説女子中制服百科」

   全国にある私立中学の制服を「萌え」系女子学生のイラストで紹介する「図説女子中制服百科」(幻冬舎、2011年3月31日発売、1680円)が話題を呼んでいる。書籍の帯に踊るのは「全国350万の女子小学生(JS)必見女子中学生の制服カタログ!」というキャッチコピー。全国から選び抜いた「100校」の制服は、どれもかわいらしいものばかりだ。

「中学生」のもつキャッチーな魅力ある

   イラストは、女の子が腰に手を当ててポーズを取り、学校とおぼしき場所や公園、バス停、道路などのシチュエーションで描かれた女の子もイラストも躍動感たっぷり。女の子の描き方にも「萌え」要素は十分だ。ちなみに、解説には、学校の立地場所や雰囲気、部活や進路などの情報も書かれている。

   ネット上での評判は、「制服目当てで入学倍率がさらに上がりそう」「母校が入っていたら買ってもいい」「デザインはともかく校名でイメージ沸く。理想のイメージが」などとおおむね評判のようだ。

   幻冬舎ではこれまでにも、「図説女子高制服百科」(2010年3月)、「図説女子高制服百科 共学編」(2011年1月)を発売。今回の「中学」版はこれらの続編にあたる。「共学編」は1万5000部を発行し、このジャンルでは珍しいヒットとなったという。

   同社の編集担当者は、女子中学・高校の制服をイラスト化するアイデアについて、「もともとは、イラストレーターの森伸之さんが20年くらい前に出版していた『東京女子高制服図鑑』からヒントを得ました。現代風のイラストレーターを使ったら、面白いなと企画たわけです」と話す。

    『オタクのことが面白いほどわかる本』の著者がある文芸評論家の榎本秋さんは、「図説女子中制服百科」が注目されていることについて次のように指摘する。

「『中学生』のもつキャッチーな魅力があると思いました。女子高生が一般化したことにより、中学生がより神聖化した部分も当然あります。また、本書がいわゆる『萌え』だけに走らず、書籍としてしっかりしている部分も魅力でしょう」
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