2018年 7月 22日 (日)

「制服」は何を語る、大戦へと進んだナチス・ドイツの群像

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『制服の帝国』(写真は上巻)
『制服の帝国』(写真は上巻)

   ホビージャパンは2011年3月26日、新刊本『制服の帝国(上・下巻)』 を発売した。「月刊アームズマガジン」で連載した"シリーズ『制服の帝国』"の書籍化で、「制服」を通じ、「ナチス・ドイツ」に焦点を当てているのが大きな特徴だ。

   ドイツにおける軍隊制服の歴史は古く、小邦分立の時代からこだわったデザインのものを着用してきたが、ナチスは、特に規則や制服などに厳格だった。空軍将官用フリーガーブルーゼ、装甲車両運転用のパンツァージャケット、さらに、騎士鉄十字章といった勲章・徽章の類などはその好例だろう。

   今回発売した書籍には、各制服・勲章の詳説はもちろん、時代背景やエピソードなども盛り込み、当時の軍事作戦や閣僚、士官らの思惑、また、大戦へと突き進んでいった"真実"が、ドキュメンタリータッチに展開されている。

   著者は、日本軍事史学会会員で軍事関連書籍の著書も多い山下英一郎氏。当時の貴重な写真も多数収録しており、ミリタリーマニアでなくとも引き込まれる充実した内容に仕上がった。

   大型本、上下巻とも161ページで定価1890円。

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