「4人に1人が入れ歯」の時代 専用洗浄剤による口腔ケアで違い歴然

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   グラクソ・スミスクラインの調査によると、日本人全体の約4人に1人が入れ歯(部分入れ歯・総入れ歯合計)を使用しているという(2011年予測で2963万人)。07年に2680万人だった数字は年々増えており、今後も増加していくものと思われる。その一方で約5人に1人が、入れ歯使用後のなんらかのトラブルを経験したとのデータもあり、「歯の衛生月間」である6月を機に口腔ケアの意識を高めることが必要かもしれない。

多発する「誤嚥性肺炎」

入れ歯洗浄剤を使用している人はまだ5割に満たない
入れ歯洗浄剤を使用している人はまだ5割に満たない

   入れ歯使用者は、2007年の2680万人から、2750万人、2820万人、2890万人(予測)、2963万人(予測)と年々増えるばかり。それと同時に、前述の調査では入れ歯使用者のうち、どの世代においても約8割が1日に1回以上、入れ歯洗浄をしているとの結果が出ている。しかし、入れ歯洗浄剤を使ってケアしている割合は、50~70歳代までの各世代で5割に満たず、また、「ハミガキ粉で磨いている」という人も3割以上いた。さらに、「(ハミガキ粉は使わず)ハブラシで目に見える汚れを落として、流水で洗っている」との回答も約3割に上っている。結論からいえば、入れ歯は専用の洗浄剤を使ったケアが最も合理的らしい。ハブラシで磨くと、入れ歯を傷つける一因になることもその主な理由となる。

   トラブルはほかにもある。実際、入れ歯を使用してから、何らかのトラブルを経験したという人は各世代5人に1人おり、「欠損歯が増えた」と答えた人も各世代1割強いる。また、「入れ歯洗浄剤を使わず、入れ歯洗浄も1日1回未満」と答えた人における、「欠損歯の数が増えた」との回答(13.9%)は、全体平均(12.2%)に比べて多い結果となっている。

   さらに、口腔内の菌が全身の健康を脅かす典型例といえる「誤嚥(ごえん)性肺炎」にも気をつけなければならない。病気や加齢などによって飲み込む機能やせきをする力が弱くなる(嚥下障害)と、口腔の細菌や逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなる。それにより発症する可能性が高まるのが「誤嚥性肺炎」で、就寝中に発症するケースも多く、高齢者にとっては生命にかかわることも少なくないのだ。

   こうしたさまざまなトラブルを少しでも解消するためにも、これからの入れ歯の口腔ケアには入れ歯洗浄剤は不可欠といえる。

   ちなみに、『入れ歯快適ナビ』(http://polident.jp/)は、入れ歯に関する情報が集まったサイトとして知られている。

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