2024年 5月 2日 (木)

電力は「創・蓄・省」がカギ 災害にも強い太陽光発電の時代へ

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発電量の「見える化」で省エネにつなげる

世界最高水準のモジュール変換効率を実現したパナソニック住宅用太陽光発電システム~HIT230シリーズ
世界最高水準のモジュール変換効率を実現したパナソニック住宅用太陽光発電システム~HIT230シリーズ

   限られたエネルギーの有効活用という「省」の点でも、太陽光発電は効果的だ。発電量はモニターを使って「見える化」できるため、消費者にとっては使っている電力量が一目瞭然となる。そのうえで、自分たちで効率的な電気の使い道を決めればよい。

   電気の「つくり手」は電力会社から各家庭へと、言わば発電の「分散化」が進むと坂口氏は指摘する。その中でエネマネが浸透すれば、自分の価値観に合わせた快適な生活の実現も可能になるだろう。太陽光という自然エネルギーを利用して電力を無理なくつくり出し、無駄なく使うことが経済成長の一助となるかもしれない。

   東日本大震災の被災地では、数あるインフラの中でも電気が最も早く復旧したところが多い。災害に強い「頼れるエネルギー」とも言える。消費者にとっては、目の前にある電力不足に対処しつつ、これからも豊かな生活を送る上でいかに電気を効率的に使うかとの発想や意識を維持することが、今後は重要となるだろう。

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