夏バテ対策に食べたい大豆 イタリアンでも人気メニューに

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   夏バテを予防するために注目を集めている食材、大豆。大豆といえば和食をイメージするが、都内にあるイタリア料理店で大豆を用いたメニューを提供し始めたところ、若い女性を中心に評判だという。専門家は1日に2回、豊富な栄養素を含む大豆の摂取をすすめている。

大豆は「天然のマルチサプリメント」

人気メニュー「大豆と自家製パンチェッタのリゾット」(写真上)、豊富な栄養成分を含んでいる大豆(写真下)
人気メニュー「大豆と自家製パンチェッタのリゾット」(写真上)、豊富な栄養成分を含んでいる大豆(写真下)

   東京・千代田区にあるイタリア料理店「TRATTORIA TOY(トラットリア トイ)」では、大豆を使ったメニュー「大豆と自家製パンチェッタのリゾット」の提供を2011年6月下旬ごろから始めた。オリーブオイルでご飯を炒めて、トマトやナス、ズッキーニなど旬の夏野菜、程よい食感を残した大豆などとあわせた一品だ。昼は、日によっても異なるが、来店者の3分の1くらいの人から注文があり、特に20代後半~30代の女性客に人気だ。店主の豊田英之さんは言う。

「イタリアンでは豆を使った料理は珍しくありませんが、大豆を使ったのははじめて。お客さんからも好評です。このリゾット以外でも、日によっては、パスタソースに大豆を使って提供しています。話を聞いたら、大豆が体にいいということで頼む人もいらっしゃいました。ふだん食べている大豆とは、ひと味違った食感が楽しめるので、より多くの方に新たな大豆の魅力を知ってほしい」

   大豆には、三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物がバランスよく含まれているうえに、鉄分、ミネラル、ビタミン、食物繊維なども豊富だ。跡見学園女子大学の石渡尚子教授(食生活学、食品機能学)は、大豆に関する情報を発信していく「大豆で栄養プロジェクト」の発足時に行われたセミナー(2010年10月)で、大豆は豊富な栄養成分プラス20種類以上の機能性成分を持つ「天然のマルチサプリメント」だと説明。ビタミンAとビタミンC以外の栄養素がほとんどすべて含まれており、生活習慣病や骨粗しょう症の予防、便秘対策、美肌対策などの効果が期待できるとも話している。

   石渡教授は、「量」ではなく「1日2回」という回数を意識して大豆・大豆製品の摂取をすすめる。毎日2回食べるのが大変という人は、豆乳やスティックタイプのきなこなどを携帯して、おやつや間食に食べることで、「1日2回」を実践することをすすめている。大豆からは、食物繊維やミネラルも摂れるので、栄養バランスの偏った食生活を改善してくれそうだ。

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