2018年 7月 20日 (金)

巨人戦の右翼席上部で人力発電 自転車5台で300Whの「高い壁」

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   2011年の7月と8月、東京ドームで開催されるプロ野球・読売ジャイアンツ主催15試合で、白熱するゲームを見ながら、自転車をこいで発電しようというユニークな取り組みが行われている。参加者は一般から募集し、5台の自転車を交代でこぐという。

溜まった電気はヒーローカーに

   自転車が設置されているのは、東京ドームのライトスタンド上部にある通称「東京ドーム発電所」。正確には「1塁側場内監視室」と呼ばれるスペースで、ふだんは、係員が場内トラブルを監視する場所だ。6回裏終了後のイニング間には、オーロラビジョンで「発電所」の存在を伝えてもいる。

   一般公募で選ばれた7人が5台の自転車を交代でこぎ、溜まった電気は、試合後などに使用されるヒーローカー用に充てられているという。ヒーローカーの1試合1台あたりの使用電力が300Wh(ワット時)ということで、1日の発電目標を300Whと設定したが、実際にはなかなか目標値には届かないらしい。読売新聞東京本社広報部は取材に対し、「(参加者は)同じ目標に向け、みんなで盛り上がり、楽しんでいますよ」と話している。

   5月の開幕以来、東京ドームでの巨人戦は空調や照明の調節、自家発電の導入など、節電に取り組んできた。7月1日からは「TOKYO SETSUDEN DOME 2011」をうたい、選手の顔入り団扇(うちわ)も配布している。「東京ドーム発電所」は、こうした取り組みの一環で、「楽しみながらできることはないか」との思いから企画したという。

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