2018年 7月 23日 (月)

知っているようで案外知らない 「餓死現場」で生きる子供たちの姿

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『ルポ 餓死現場で生きる』
『ルポ 餓死現場で生きる』

   筑摩書房がちくま新書から2011年4月に発売した新刊本『ルポ 餓死現場で生きる』(著・石井光太)が話題を呼ぶ。

   2010年10月から12月までの「Webちくま」の連載に大幅な加筆・修正を加えたもの。約15年、世界の途上国にある飢餓地域に赴き、取材を重ねてきた石井氏だからこそ書ける、現地の生々しい状況が明かされている。

   世界には飢餓に瀕しているひとがどれだけいて、学校に通えない子供たちがどれだけいるから募金が必要など、言葉にすると簡単だが、そうした地域の人々がどんな思いで生きていて、学校に行けない子供たちが何をしているのかといった、一歩踏み込んだルポを展開。石井氏は、「この本のなかで描いたのは、そうした人々の生きる姿であり、言葉であり、感情です。餓死していく子供の姿、ストリートチルドレンの生活、子供兵たちの心情、エイズ患者たちの嘆き…。こうした現実は、ときとしてどうしようもない世界の現状を示すことにしかなりません」とし、「私はこの本を通して、みなさんが『餓死現場で生きる』ということがどういうことかを知っていただけたらと思っています」と記す。

   単行本、278ページ。定価903円。

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