意外と知られていない? 太宰治のおしゃれセンス

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「Osamu Dazai Fashion Collection 2011」表紙
「Osamu Dazai Fashion Collection 2011」表紙

   自費出版を行っているパブリック・ブレイン(東京・板橋区)は2009年の太宰治生誕100年を機に太宰治のシリーズ企画を行っており、その最新刊「Osamu Dazai Fashion Collection 2011 (1260円)」を2011年10月15日に発売する。テーマは「ファッション×太宰治文学」だ。

ファッションについての短編小説やエッセイ多数

   お金持ちの息子だった太宰治は昭和初期ではめずらしく服装に興味を持ち、センスが良かったそう。そんな彼はファッションについて多数の短編小説・エッセイを書き残していることを、ご存知だっただろうか? 書籍では、その中でも人気短編作品「おしゃれ童子」「善蔵を思う」「服装に就いて」を収録している。

   「おしゃれ童子」は、お洒落が好きで自分の格好に陶酔する主人公の少年が、終わり無きお洒落の追求心により、苦労し落ちぶれていく話。物質的なものを求め続ける憐れさを描いている。挿絵は、化粧品店「SHU UEMURA」の海外店舗の壁画を担当したイラストレーターの野川いづみさんが描いた。作品に出ているファッションコーディネートを書き起こしていて、当時の和装おしゃれを知ることができる。

短編小説集「きりぎりす」をNHKで朗読

   また、「高橋マリ子インタビュー」「太宰治のファッションヒストリー」も収めた。高橋マリ子さんは、1984年生まれでアメリカ・サンフランシスコ出身の女優。2010年に太宰治の短編小説集「きりぎりす」をNHKで朗読し、太宰治に興味を持ち始めたという。書籍の中では、太宰治の写真(約20点)に、高橋マリ子さんがコメントを寄せている。

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