結婚披露宴入場曲「ボディーガード」のあの曲、じつは別れの歌だった

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薬物中毒の恐ろしさ歌う「ホテル・カリフォルニア」

   ただ、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」については、アメリカにおける薬物中毒の恐ろしさを歌っているということを知っている人も多いだろう。ジャケットに使われている写真はビバリーヒルズに実在する5つ星ホテル「ザ・ビバリーヒルズ・ホテル」だが、これは、商業主義に絡めとられ、ぜいたくな暮らしとひきかえに、商品としての楽曲を売り続けることを強いられた70年代のロッカーの堕落に対する揶揄(やゆ)、言い換えれば「コマーシャリズムの誘惑は、中毒性の強い麻薬だ」との警鐘でもありそうだと著者は言う。

   ほかに、「オール・ナイト・ロング」「この世の果てまで」「西暦2525年」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「サマータイム・ブルース」「メリー・ジェーン」「追憶」など全45曲を解説。ちなみに、この「45曲」というのは、シングル・レコードの回転数(毎分45回転)に合わせたのだそうだ。

   単行本、240ページ。定価1575円。

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