宇宙飛行士候補者試験で出た問題 「架空の刑務所からの脱獄計画を立てよ!」

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   日本実業出版社は2011年9月23日、新刊本『宇宙飛行 行ってみてわかったこと、伝えたいこと』(著・若田光一)を発売した。

日本人初、2013年に「船長」として宇宙へ

『宇宙飛行 行ってみてわかったこと、伝えたいこと』
『宇宙飛行 行ってみてわかったこと、伝えたいこと』

   第39次長期滞在クルーに選ばれている宇宙飛行士の若田氏は、2013年末ごろから約半年間の予定で、日本人最多となる4度目の宇宙飛行に臨む。ただ、今回はこれまでとは責任の重さが違う。日本人初の宇宙船コマンダー(船長)を務めるのだ。

   『宇宙飛行 行ってみてわかったこと、伝えたいこと』では、そんな若田氏が、過去3回の飛行で実際に撮影した写真とともに、宇宙に関する63のテーマについて、「近所のお兄ちゃん」目線で、わかりやすく解説する。

英語ペラペラでなかった若田氏

   たとえば、こんな「問い」がある。

「宇宙で生命を誕生させることは可能か?」
「宇宙飛行士の給料はどのくらい?」
「宇宙で出たゴミはどうするのか?」
「どうやって語学を習得したのか?」

   いずれも気になるテーマだが、最後の「語学」は意外な回答。宇宙飛行士になるような人は英会話も堪能かと思いきや、若田氏は半年ほど仕事仲間であるアメリカ人の会話について行けなかったそうだ。

   ほかに、宇宙飛行士候補者の選抜試験についての解説で「印象に残っているテスト」を答えているが、それが「架空の刑務所から脱獄計画を立てるテスト」だというから面白い。

   単行本(ソフトカバー)、197ページ。 定価1575円。

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