2024年 4月 17日 (水)

クラウド使いこなすオシャレ女子とは? 話題の「雲ガール」直撃

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   PCやスマートフォンを片手に、情報収集力×コミュニケーション力×時短で充実した毎日を過ごす女子、その名も「雲ガール」が話題だ。

   恋に仕事に忙しく、おしゃれにも気をつかい、さまざまなクラウドサービスを使いこなす。そんな雲ガールを代表して、大学院生でありながら、オーマ(東京・文京区)のプロジェクトマネジャー(PM)を務め「READYFOR?」というサービスを手がける米良はるかさんに話を聞いた。

「引換券」を購入することで支援が可能に

米良はるかさん
米良はるかさん

――「READYFOR?」とはどのようなサービスですか。

米良 クリエーティブな活動や社会性の高い活動など、ネット上で「何かやりたい」と思っている「実行者」が、多くの人から少しずつお金を集めてその夢を叶える「クラウドファンディングサービス」です。アメリカのクラウドファンディング「キックスターター」をモデルにして、2011年に立ち上げました。
   「READYFOR?」では今まで40個くらいのプロジェクトを実施しています。仕組みとしては「購入型のクラウドファンディング」という形を取っていて、「支援したい」と思った人がそのプロジェクトの「引換券」を購入することで支援が可能になります。「引換券」はたとえば「映画を作りたい」というプロジェクトだと、できた映画のチケットを支援してくれた人に渡したり、1万円払ってくれた人にはエンドロールで名前を出したりといった形で、プロジェクトを応援してくれる、共感してくれる人と一緒に夢を叶えるという仕組みができています。
   もう一つは「All or Nothing」というモデルで、プロジェクトが設けた募集期間内に必要な費用が集まらなかった場合は0円になってしまい、お金を払った人には返金されるというものです。期間内にみんなで支援しないと夢がなくなっちゃうということで、ゲーム性を感じながら参加できる仕組みになっています。

――米良さんにとってクラウドサービスはどんな存在ですか。

米良 移動がすごく多いので、どんな場所でもすぐに自分の仕事につける体制を整えておかなければならないこともあって、基本的には「必須」なものです。
   Facebookに関して言うと、「仕事面で使える」ことが意外でした。私は大学2年生の頃からFacebookを始め、海外に留学したときの友だちとの交流に使っていました。当時はみんな英語しか使っていない空間でしたが、去年(2010年)くらいから日本でもいろいろな人が使うようになって、自分より世代が上の人々もどんどん入ってきて日本語が飛び交うようになりました。日本では仕事面で使っている人が多いと思います。たとえばあるプロジェクトのグループに顔見知りじゃない10人が入れられて、重要な情報をみんなでシェアできたり、ディスカッションしたりすると、プロジェクトがスムーズに進んでいて「すごいな」と思いました。
   私があるテレビ局と仕事したときは、期限が短いプロジェクトでみんな徹夜で作業だったんですが、物理的に離れていてもチャットしながらスムーズに作業を進めることができました。友だちとつながるのはもちろん、仕事面でもまったく問題なく使える「コミュニケーションツール」だと思います。
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