【ご当地グルメ食べまくり】神戸牛切り落としと黒毛和牛で「すき焼き対決」

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   スーパーで安い肉を探すと、「切り落とし」というのがよく売っている。端っこで形が不揃いだから安いらしいのだが、モノによっては、やたらに脂身ばかりで、細切れの小さい肉がごちゃっと入っていて嫌になる。

   たまにはネットで最高級和牛でも取り寄せてみるのもいいだろうが、現物の具合がわからない高価な肉を、いきなり知らない店の通販で買うのは、なかなか冒険的だ。だいいち予算も足りない。それならばと、まずはお値段控えめな高級切り落とし肉を試しに買ってみることにした。

ハリウッドセレブも大好き?

2つのうち下が切り落とし肉、上が某県ブランド黒毛和牛
2つのうち下が切り落とし肉、上が某県ブランド黒毛和牛

   ネット上には、ハリウッドセレブも好んでいるとかいないとかで、日本が世界に誇る最高峰の和牛とされる神戸牛(神戸ビーフ)の切り落とし肉を売る店がいくつかある。今回はそのなかで、神戸で精肉店として店を構えて100年以上、通販歴も50年以上という老舗の「神戸元町辰屋」にて、「神戸牛切り落とし肉」を注文した。価格は100グラム787円で、100グラム単位で購入可能。送料は全国一律630円だった。最短で翌日着だが、時間指定の場合は翌々日以降となっている。

   販売サイトに掲載されていた購入者の声によると、切り落とし肉とはいえ、すき焼き肉用の肉と見違えるほど立派だというが、はたしてどんな肉だろうか。近くのターミナル駅のデパ地下で、某県ブランド黒毛和牛(肉質等級4以上)の「肩ロース薄切り すき焼き用」がちょうど特売となっていて、100グラム800円ほどで同価格帯だったため、これも購入。関西風(割り下を使わない)すき焼きにして、食べくらべることにした。

澄んで濁りのない甘さの脂

   神戸牛切り落とし肉は冷蔵配送で届き、肉は竹の皮に包まれていた。一部細切れになった肉もあったが、8~9割方は、すき焼きにしても行けそうな大きさだ。生肉を見くらべると、某県牛がいかにもおいしそうに見える。なにしろ、きれいに霜降りが入った肉が大きなカットで整然と並んでいるのだ。

   味となると、また話が別で、神戸牛のサシ(脂)の多い肉は、某県牛よりも味わいが一段、上に感じられた。神戸牛は脂がうまいと言われるらしいが、たしかに澄んで濁りのない甘さの脂で、肉のとろけ方が極上だった。若干の不安もあった高級切り落とし肉でのすき焼きだが、十分に満足できた。

   しかしながら、では次回は――と、切り落としではない肉の値段を見たところで、少なからず憂鬱に。若干のさびしさも残す高級切り落とし肉であった。


商品名:神戸牛切り落とし肉
製造:辰屋
サイズ:300グラム以上から販売(100グラム単位)
価格:787円(100グラム)(送料別)
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