100万人の子どもが「手洗い」不足で死亡 日本企業「サラヤ」が改善に動く

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   760万人――これは、世界で1年間に亡くなる子どもたちの数だ。しかもその原因の多くは予防が可能な病気で、特に「せっけんを使った正しい手洗い」さえ広がれば、そのうち100万人が死なずに済むという。

   洗剤・せっけんなどを手がけるサラヤ(大阪市)は2012年4月3日、こうした状況の改善に貢献するため、アフリカ・ウガンダに設立した「SARAYA EAST AFRICA」の衛生事業を本格的にスタートした。

戦後の日本も衛生問題で苦しんだ

4月3日、衛生事業を本格的にスタートしたSARAYA EAST AFRICA
4月3日、衛生事業を本格的にスタートしたSARAYA EAST AFRICA

   日本でも戦後間もない時期には、大都市で赤痢やコレラが流行し、多くの人が苦しんだ。サラヤ創業者の更家章太さんは、「衛生状態が整わないと社会基盤が整わない」との志から日本で初めて薬用手洗いせっけん液と専用容器を発売し、それが現在まで続くサラヤの出発点となった。

   創業60年を迎えたサラヤではかつてと同じように、今度はウガンダの社会を衛生事業により改善することを目指している。現地生産による衛生製品の開発、販売、普及を進め、衛生問題と貧困問題を解決することが目標だ。すでに首都・カンパラ近郊の2つの病院では、すでに試験的にサラヤのアルコール消毒液を導入しているという。

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