レノボ・ジャパン(東京・港区)は、2012年4月9日、法人向けデスクトップPCシリーズ「ThinkCentre」の新製品として、レノボ史上最小となる手のひらサイズの「Tiny」を発表した。「Tiny」は、筐体の一辺がゴルフボール約4個分で、体積は約1リットルと小さいが、第3世代インテルCoreプロセッサー・ファミリーを搭載し、デスクトップPCに求められるパフォーマンスを実現する、新しいコンセプトの製品だ。プレミアムモデルの、「ThinkCentreM92p/M92Tiny」は、USB3.0ポートを標準搭載、またハイエンドモデルの「ThinkCentreM92pTiny」は、次世代インテルvProテクノロジーに対応した製品となる。スタンダードモデルとしては「ThinkCentreM72eTiny」を用意した。詳しい製品仕様・販売開始日などは6月上旬に発表Win機でこんなに小さいのはあまり見かけないかも置き場所を選ばない小ささを生かし、通常のオフィスでの利用はもちろん、キオスク端末・電子黒板・各種検査機器への組み込み系PCとしての利用も想定する。また、専用のTinyブラケットは100mmx100mm、75mmx75mmのVESA規格に対応しているので、モニターの裏側やアームなどに取り付けることも可能。さらに、InteligentCoolingEngin2(ICE2)を搭載し、静音性・パフォーマンスのいずれを重視するかをユーザーの優先順位にあわせてBIOSで設定できるため、さまざまな環境で快適に利用できる。このほか、ユーザーの使用形態に合わせ、本体と一体化して使用が可能である外付けの各種オプション製品も提供予定。オプションは、オプティカルドライブ、セカンドHDD、バッテリーから選べる。くわしい製品仕様・価格・販売開始日は2012年6月上旬に発表するという。
記事に戻る