東日本旅客鉄道(東京・渋谷区)は、2012年4月10日、埼京線・横浜線用にE233系通勤形車両を新造することを、同社ホームページ上で発表した。埼京線用(10両編成)を31編成(310両)、横浜線用(8両編成)を28編成(224両)を新造する。埼京線は2013年度から、横浜線は2014年度から順次運転開始の予定。E233系は2006年度の中央快速線を皮切りに、京浜東北線、常磐線各駅停車、京葉線、東海道線に投入している首都圏の通勤・近郊形車両で、定員が従来の205系と比較して約1割増加するため、混雑の緩和が見込まれるという。また、JR東日本としてははじめて車内照明をオールLED化するため、従来の蛍光灯の約6割の消費電力に抑えられ、トータルでは205系の約7割の消費電力量で走行できる。
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