読み終わると「モテる人」になっていた ビジネス書作家が書いた「役立つ恋愛小説」

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   「恋愛とは仕事である」。『モテる小説 読むだけで彼女ができる』(阪急コミュニケーションズ、1575円)のサエない男性主人公は、ネット上の恋愛相談講座でこう指摘され、ドン引きしてしまう。仕事は特に好きではないし、デキる方でもないからだ。

   しかし、無残な「失恋」を経験した主人公は、恋愛への「甘いロマンチックな感情」を振り捨て、一歩を踏み出す。指摘を受け入れ、仕事や営業に関わる「心得」を恋愛に移し替え、実践し続けてみる。すると……

男性主人公を、女性に置き換えてもOK

『モテる小説 読むだけで彼女ができる』
『モテる小説 読むだけで彼女ができる』

   「道行く人は恋人候補」などの「冷徹な教え」をもとに、主人公はアタックを繰り返し、4人目で「彼女」をつくることに成功する。約1年後に別れてしまうが、ほどなく別の彼女を作り、結婚。それでも「モテ」は止まらず、次々と「恋人」を作っていく。その成功の秘訣とは。

   著者は、ビジネス書作家の「ココロ社」。東京大学文学部を卒業後、「渋々」就職し、サラリーマン稼業の傍らでブログ「ココロ社」を運営。ブログ記事が話題となり、著書に「プラス思考をやめれば人生はうまくいく マイナス思考法講座」(阪急コミュニケーションズ)などがある。

   今回の著書は、ビジネス書の手法を使って書かれた「役立つ恋愛小説」だ。筆者は、「『モテる』とは、自分という商品を高い値段で、多くの人に買ってもらうことを指します」と断言する。「恋愛は仕事に似て」おり、ビジネス原則の恋愛への応用は、男性の主人公を、女性に置き換えて読んでも「有益だ」。

   「モテる」を目指す男女にお勧めの一冊だが、「結婚後の恋人づくり」への応用については、当コラムとしては「責任は負いかねます」。

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