2018年 7月 19日 (木)

すぐソコにいる殺人生物 生態知って生き残れ

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   「1匹の毒で190人も殺す」ヤドクガエルやチスイ(血吸い)コウモリ、人食いイリエワニなどの「殺人生物」が、83連発で登場する。――海外旅行に行くなら、こんな危険な生物の生態をある程度知っておかないと怖いな――そんな油断は禁物だ。日本に生息する「殺人生物」も紹介されている。

   宝島社が2012年6月上旬に刊行した『本当は怖い 殺人生物ファイル』(630円)には、地上(動物)・海(魚など)・虫・植物・微生物のそれぞれのジャンルごとに、多くの危険な生物がうごめいている。

ユーモラスな絵と共に紹介

『本当は怖い 殺人生物ファイル』
『本当は怖い 殺人生物ファイル』

   アフリカライオンやホホジロザメなどお馴染みの危険生物に加え、「人間の尿道口や膣口などから侵入して内蔵を食い破ってくる殺人魚」や「人間の脳に寄生して破壊する殺人アメーバ」など、「にわかに信じ難い話だが、嘘みたいな本当の話」が目白押しだ。

   個別の危険生物について、過去の死亡事故例や生息地情報などをコンパクトに伝えつつ、ユーモラスな絵も添えられている。例えば、「海のギャング」シャチは、水上に飛び上がりながら「キレたら殺すぞ!」とセリフをきめている。「世界最大のサソリ」ダイオウサソリは、人の手の甲の上で「じつは僕、平和主義者なの……」とつぶやいている。

   本の著者は、「出版・広告の企画・制作会社」クリエイティブ・スイート。「あくまでエンターテインメント本」だとしており、危険生物に関する「うわさ話」も盛り込んだ。各生物紹介以外にもコラム欄があり、映画にもなった正体不明の「人食い獣」のナゾに迫るなど、楽しませる工夫に富んだ1冊となっている。

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