「捨てられたら死んでしまうかも」、「これくらいの残業ができないのか?」―それ、「脅迫」かもしれません

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「あなたに捨てられたら、死んでしまうかも……」
「私のことが本当に好きなら、これくらい簡単でしょ?」
「これくらいの残業ができないのか? 前任者はもっと働いていたぞ!」

   身近な人からこんな言葉をつきつけられて、本当はやりたくないのにいやいややってしまったといったという経験はないだろうか。実はこういった言葉はすべて「脅迫」なのだ。

「自分が我慢すれば、まるく収まるから」はNG!

スーザン・フォワード「となりの脅迫者」(パンローリング)
スーザン・フォワード「となりの脅迫者」(パンローリング)

   スーザン・フォワード「となりの脅迫者」(パンローリング)は、夫婦や恋人、上司と部下、友人、親子、兄弟など身近な人物であるからこそ知っている弱点を巧妙についた、微妙な"脅迫"によるかけひきをとりあげている。

    冒頭に掲げた言葉のほか、気に入らないことがあるとだまりこむ、部屋に閉じこもるなどの行動も脅迫にあたるという。

    本書によれば、「脅迫者」の手口とは、「恐怖心」「義務感」「罪悪感」を巧妙にあおり、自分の要求がさも受け入れられて当然のものであるかのように思い込ませることだ。

   また「自分が我慢すれば、まるく収まるから」と嫌な要求を受け入れることは、「私に要求をのませるには、こうするのがいちばん効果的です」と脅迫者に教えているのも同然なため、何度も繰り返される可能性があると指摘する。

   とくに「いつも私が折れている」と感じている人は注意が必要だというが、どうすれば状況を打開できるのか―第一歩は、まず「何もしないこと」、つまり要求が出された瞬間、どう反応するかを決めないことだそうだ。「毒になる親」でベストセラー作家となり、カウンセラーでもある著者が「となりの脅迫者」との間に健全な人間関係を築くための方法を解説している。

   2012年6月17日に発売。価格は、1500円。

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