レジャーも「普段使い」もOK 人気の「プチバン」、夏休みの強い味方

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   若い世代の「自動車離れ」が伝えられる中、販売台数を伸ばしているのが「ソリオ」(スズキ)や「N BOX」(ホンダ)といった、スライドドアなどミニバン的な要素を持つコンパクトカー「プチバン」だ。

   最近の消費者は車に何を求めているのか。イード(東京・中野区)が2012年7月12日発表した調査結果(プチバン購入に前向きな20~60代男女1000人を対象)によると、車購入時に重視するポイントとして61.2%が挙げたのは、「普段使い」だった。「レジャー使い」重視派は1割程度で、休日は気分良くドライブ――なんて車ならではの楽しみ方は、さほど重視されていないようにも見える。

「近場や車で行ける範囲」のお出かけが人気

車購入のポイントとして61.2%が「普段使い」を重視
車購入のポイントとして61.2%が「普段使い」を重視

   ところが、彼らにこの夏休みの「遊び」の予定を聞くと、最も多かったのは「車で国内旅行」の39.7%(上位の人気スポットは、「東京ディズニーリゾート」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「東京スカイツリー」)。「普段使い」を重視しつつも、近場や車で行ける範囲のレジャーにも意外と意欲的なのだ。一見矛盾しているようだが、これはどうしたことか。

「長い休日や記念日などハレのシーンでは、少し遠出をして、家族の思い出を刻みたい。でも普段のケのシーンでは、コスパや使い勝手を重視して、安・近・楽にドライブしたい」

   マーケティングライターの牛窪恵さんは、最近の若い世代の考え方をこう分析する。そしてこうした「プチハッピー志向」の消費者にとって「プチバン」は、まさに「理想のパートナー」なのだと、その人気を読み解いている。

「ハレとケの双方の欲求を満たせる車として、人気が高まってきているのでは。使いやすさとコスパ、そしてバランス感覚で選ばれているのだと思います」
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