「ヒマラヤ」目指すコスプレイヤー こんなに違う「レベル」の差

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   「レベルが低い」「レベルが高い」

   コスプレイヤーの間で使われている言葉だ。コスプレイヤーの中にも初心者やベテランがいる。登山でいえば、1000メートル(m)級の奥武蔵の山に登り、2000m級の山に登る人、さらに3000m級の北アルプルの山を目指す登山者もいる。さらに冬山に登る登山者がいるように、コスプレイヤーの中にもビギナーからベテランまでのレベルがある。

レベルの違いは、単なる経験の差ではない

ビギナーからベテランまで様々
ビギナーからベテランまで様々

   その差は何かといえば、都会の体育館やホールでコスプレをする人もいる。しかしそこでは我慢が出来ず、ロケ地を求めて日光江戸村などに足を運び、よりリアル感を求めるコスプレイヤーもいる。さらに廃墟の軍艦島を目指し、ヨーロッパの古城で撮影を模索するレベルの高いコスプレイヤーもいる。彼女たちはヒマラヤを目指すのと変わらない。

   ロケだけではない。衣装や小道具の差も大きい。たとえばファイナルファンタジーのクラウドを目指すコスプレイヤーは、大きな武器を本格的に自分で作る。戦国BASARAでは、一か月かけて衣装から造形の武器を作るコスプレイヤーもいる。そして同じレベルのコスプレイヤー同士がウエブサイトで集合して「合わせ」の写真を撮る。

   確かにベテランになるほどレベルが高くなるが、一概に経験だけの差ではない。プロ野球選手と同じように、素質と意欲のある人はコスプレイヤーは1年、2年の経験で北アルプス級の冬山に登る。コスプレのレベルは単なる経験の差ではない。要はやる気なのである。

肥留間正明

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【プロフィル】肥留間正明(ひるま・まさあき) 埼玉県生まれ、日本大学法学部卒業。作家、芸能評論家、ジャーナリスト、㈱音羽出版社経営。女性自身(光文社)記者として記者生活のスターと、週刊宝石(光文社)、 FLASH(光文社)創刊を担当、“巨乳”という造語を作る。エンターテイメント、歴史ドキュメントを中心に執筆、出版活動を本格的に開始。〈テレビ出演〉『やじうまワイド』(テレビ朝日)、『アッコにおまかせ』(TBS)、『ワイドスクランブル』(テレビ朝日)ほか。〈著作物〉『勝新 役者バカ一代』(音羽出版)、『がん闘ったスターたち』(テレビ朝日)、『ウオンビン 江原道から』(鹿砦社)、『チャン・ドンゴン~ソウルの空から』(音羽出版) 『オレンジレンジ~コザからのメッセージ』(音羽出版)、『龍馬と海』(上・脱藩編)/『龍馬と海』(下・亀山社中編)その他多数

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