2024年 4月 27日 (土)

観戦だけでは物足りない オリンピックを3倍楽しむ法

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   ロンドン五輪観戦の準備はできただろうか。見知らぬ国からも様々な選手がやってきて、人を驚かすパフォーマンスを披露する。メダル争いだけじゃない、オリンピックを3倍楽しむ情報を耳に入れたい。J-CASTニュースの新書籍サイト「BOOKウォッチ」(https://books.j-cast.com/)でも特集記事を公開中。

金メダル取ったあの選手の国、どこにあるの?

『2012 エピソードで読む世界の国243』
『2012 エピソードで読む世界の国243』
『2012 エピソードで読む世界の国243』

   話す言葉も、肌の色も、身にまとっている衣装も異なる。オリンピックは世界中の国と地域を代表する選手が一堂に会する一大イベント。競技を楽しむだけでなく、世界の国々と人々を知るまたとないチャンスなのだ。山川出版社から発売された『2012 エピソードで読む世界の国243』(編・エピソードで読む世界の国編集委員会、1890円)は、その手助けをしてくれる便利な1冊だ。「あの選手の国はどこにあるの?」「その国はどんな国?」。そんな疑問に分かりやすくこたえてくれる。

   1国1ページを基本に、国旗、地図付きで、国や地域の成り立ちから現代までの歴史、産業、グルメ情報までエピソードを交えて紹介する。大人だけでなく、夏休みの子どもたちの自由研究にも役立ちそうだ。

中国が卓球強い理由とは?

『スポーツの世界地図』
『スポーツの世界地図』
『スポーツの世界地図』

   たとえば、男子マラソンはアフリカ勢が圧倒的に強いし、卓球は日本も昔は強かったが、今や中国のお家芸。それぞれの歴史や地域性、経済的要因といった背景を知れば、強いには強いなりの理由があることがわかり、いっそう興味が増すものだ。

   丸善出版の『世界のスポーツ地図』(著・アラン・トムリンソン、監訳・阿部生雄、寺島善一、森川貞夫、3045円)は、世界で今、どのようなスポーツがどのように行われているか、スポーツを取り巻く諸事情をイラスト付きで解説する。人気スポーツとビジネスの関係、メディアとスポーツ、スポーツ・ツーリズムといった新しい動き、さらにはドラッグやギャンブルの隠れた実態にも触れている。今日のスポーツの背景事情を知ることができ、ひと味違ったオリンピック観戦が楽しめる。

アジア初のメダリストはどこの国の人?

『オリンピック雑学150連発』
『オリンピック雑学150連発』
『オリンピック雑学150連発』

   ロンドンでの五輪開催は今回が3回目だが、日本のロンドン大会への参加はこれが初めて。オリンピックという世紀の祭典にまつわる、こういった雑学めいた逸話やこぼれ話の類をあげていけば枚挙にいとまがないが、文藝春秋の文春文庫『オリンピック雑学150連発』(著・満薗文博、560円)は、五輪取材のベテラン記者がそんな中から選び抜いた「これは」という傑作を収めたものだ。

   「54年かけてマラソンを完走した日本人ランナー」「聖火の生みの親はヒトラーなのか?」「アジア初のメダリストはインド人」等々、オリンピックを彩ったエピソードの数々。このほか「クーベルタンのウソとホント」「マラソン=42.195キロの謎」「懐かしのメダリストたち」といった項目も並ぶ。「オリンピック通」への近道となること請け合いだ。

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