この時期、夏の旬の食べ物といえばさまざまあるが、北海道の礼文・利尻島産のエゾバフンウニもそのひとつだ。上質の昆布が獲れるこの地域は、昆布をエサとするウニのお味も上質なことで評判高い。水揚げ次第、順次発送される塩水を抜くと、オレンジ色のウニがびっしりそのエゾバフンウニの漁が解禁になるのが、例年6月ごろからの約3か月間であり、この間だけ、ウニを生のまま、居ながらにして取り寄せることもできる。そこで今回はウニの取り寄せで定評がある「海鮮工房 礼文島の四季」で、お試しタイプの生エゾバフンウニ・濃厚小粒タイプ(90グラム・2990円、送料込み)を注文してみた。ちなみにレギュラータイプは180グラム・6980円(送料込み)となっている。このお店のうたい文句は「浜直送」。礼文・利尻島産の取れたてのエゾバフンウニを塩水だけにつけて、冷蔵で急送するという。注文時に少々注意したいのは、水揚げ次第、順次発送という点。天候などの影響で水揚げ量が異なってくるため、発送の日時が注文時にはわからないのだ。小粒でも濃厚な味はたしかなものいつ発送されるかわからないというのはやきもきするが、今回は注文から1週間ほどで発送され、その翌日に東京に届いた。プラ容器を開けると塩水に浸かったウニがぼうっと浮かんでおり、磯の香りが広がる。この塩水を抜くと、鮮やかなオレンジ色のウニが姿を見せる。たしかに小粒ながら、とろけるウニの濃厚な味はたしかなもの。それもさることながら、いまの時期しか食べられない生ウニが、海の底から遠路はるばる運ばれて食卓に上っていると思うと、ひとしお感慨深く、贅沢な思いが満喫できるひとときである。商品名:礼文・利尻島産エゾバフンウニ製造:海鮮工房 礼文島の四季サイズ:濃厚小粒タイプ・90グラム/レギュラータイプ・180グラム価格:濃厚小粒タイプ・2990円/レギュラータイプ・6980円(いずれも送料込み)
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